ハウス・ジャック・ビルト 感想・レビュー 4件

はうすじゃっくびると

総合評価4点、「ハウス・ジャック・ビルト」を見た方の感想・レビュー情報です。投稿はこちらから受け付けております。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2021-01-14

マヌエル・アルベルト・クラロの一際秀麗な撮影,ダンテの「神曲」の地獄篇見たいな光景も。フッテージ,古典絵画のvideo artな再現やシリアルキラーの観念,好奇心が縷々語られる。アンチ・クライスト,終末思想観,瞑想世界への誘いもラース・フォン・トリアー監督らしい展開で

P.N.「ミスチーフ・ジョーンズ」さんからの投稿

評価
★★★☆☆
投稿日
2019-09-08

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意欲作だが、長い上映時間が苦痛だった。殺人犯の行動はしっかり描かれているが、細か過ぎて、着地点が見えない。マット・ディロンは熱演で、最後まで彼と気づかなかったくらい。同じ監督の映画は、「マンダレイ」他数本観ているので、慣れていると思ってたが。
主人公の成育歴を殆ど描いていない所は、かえって冷静に観れて良かった。
地獄とパートナーの下りは、は、大昔に読んだ小説「インフェルノ・SF地獄編」を思い出した。

P.N.「あとり」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2019-06-21

※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]

ラース・フォン・トリアー監督の新作。
話を聞く限りではおどろおどろしい作品のイメージでしたが、実際に見てみるともっと怖いものでした。
マット・ディロンが淡々とシリアルキラーとして数をこなす感じがとても嫌な感じの苦さを想起させてきます。
最後の15分はラース・フォン・トリアーらしさ全開なので是非劇場でご覧ください。

色々と薀蓄が混じってくる映画なので疲れるかもしれないですが、確認すればするほど監督の意図を感じられます。

P.N.「はちお」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2019-06-17

「ダンサー・イン・ザ・ダーク」や「ドッグヴィル」のような観賞後に後を引く鬱感は感じないが、それでもラース・フォン・トリアー、徹底的に表現しきっている。冷酷、残酷を超えて神々しささえ感じさせる構成。さすが。

最終更新日:2022-07-26 11:03:20

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