P.N.「pinewood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2020-11-18
原題は「最後のスーツ」,親友に上着を届ける本ロードムービーにはホロコーストの記憶とトラウマが…。腕に刻まれた消えることの無いナンバー,封印されて居た想いを放つ様に老人はポーランドへと旅立つ~。そして。監督自身の体験から着想された物語。頑なな老人の姿は一寸名篇〈ハリーとトント〉などを思わせた
うちへかえろう
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原題は「最後のスーツ」,親友に上着を届ける本ロードムービーにはホロコーストの記憶とトラウマが…。腕に刻まれた消えることの無いナンバー,封印されて居た想いを放つ様に老人はポーランドへと旅立つ~。そして。監督自身の体験から着想された物語。頑なな老人の姿は一寸名篇〈ハリーとトント〉などを思わせた
一見、コメディ映画のようなスタートで、老人が家出して周囲を巻き込む映画のようだが、徐々に混ざる回想をが、旅の意味と目的を明らかにしていく。母国の言葉すら忘れて、それでも「家」残る物とは何か。12月は、あらかた今年のベストが決まる月だが、ペロッとこういうのが来るから、油断できませんね(笑)