世界一と言われた映画館 作品情報
せかいいちといわれたえいがかん
かつて山形県酒田市に存在した映画館グリーン・ハウス。映画評論家の淀川長治が“世界一の映画館”と評し、足繁く通ったというその映画館は、20歳の若さで支配人となった佐藤久一が来館者の心を掴む様々な工夫と設備を取り入れ、多くの人々を魅了していた。しかし1976年、グリーン・ハウスが火元となる“酒田大火”により、甚大な被害を町にもたらして焼失してしまう。それから幾年月も過ぎ、酒田の人々がグリーン・ハウスと自らの歴史を振り返る。
「世界一と言われた映画館」の解説
かつて山形県酒田市に存在した映画館グリーン・ハウスのドキュメンタリー。グリーン・ハウスは様々な工夫と設備を取り入れ、多くの人々を魅了していたが、1976年の酒田大火の火元となり焼失する。それから幾年月も過ぎた今、酒田の人々が当時を振り返る。監督・構成・撮影は、「おだやかな革命」撮影の佐藤広一。ナレーションは、「教誨師」の大杉漣。山形国際ドキュメンタリー映画祭2017『やまがたと映画』プログラム、なら国際映画祭2018尾花座復活上映会にて上映(映画祭タイトル:「世界一と言われた映画館~酒田グリーン・ハウス証言集~」)。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2019年1月5日 |
---|---|
キャスト | 監督:佐藤広一 |
配給 | アルゴ・ピクチャーズ(配給協力:MAP) |
制作国 | 日本(2017) |
上映時間 | 67分 |
公式サイト | https://www.facebook.com/世界一と言われた映画館-194342271175466/ |
(C)認定NPO法人 山形国際ドキュメンタリー映画祭
予告編動画
※音声が流れます。音量にご注意ください。
※一部ブラウザ・スマートフォンに動画再生非対応がございます。
ユーザーレビュー
総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。
P.N.「水口栄一」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2020-08-31
この映画を観て、とても感動した。私の地元に世界一の美容鍼をアピールされている鍼灸院がある。院長は美しすぎる美容健康コンサルタントだ。この世界一という言葉が久しぶりに気になって、この映画を観たのだ。私は昔、淀川長治さんの講演を聞いたこともあり、また酒田大火の時に募金活動のボランティアをしたこともあった。だからひじょうに興味深かった。これはグリーン・ハウスとともに歩んできた歴史の重みというものを感じさせてくれたと思う。素晴らしい作品だ。