第三世代 作品情報

だいさんせだい

意志と表象としての世界。彼らも我々も、もはや何も理解できない。理解しようとはしない。暴力で構成された社会に曝され、支配され、共感し、欲望し、絶望する。怒りと悲しみとおかしみが横溢するこの世界は、とっくに壊れている。革命への理念を持たず、ただ目先のスリルだけを追い求める“第三世代”のテロリストたち。彼らは企業と警察に利用され、その煽動に乗って誘拐事件を起こす……。言葉と音の叛乱。ファスビンダーが放つ“最も難解で自由な作品”。

「第三世代」の解説

ニュー・ジャーマン・シネマの鬼才ライナー・ヴェルナー・ファスビンダーの劇場未公開作を渋谷ユーロスペースで国内初上映。革命への理念を持たず、目先のスリルだけを追い求める“第三世代”のテロリストたちが、企業と警察の煽動に乗って誘拐事件を起こす。出演は「13回の新月のある年に」のフォルカー・シュペングラー、「ミモザの島に消えた母」のビュル・オジエ、「マリア・ブラウンの結婚」のハンナ・シグラ、「ダウンサイズ」のウド・キアー。ファスビンダー自身は、製作、監督、脚本、撮影の4役を兼任。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2018年10月27日
キャスト 監督ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー
出演フォルカー・シュペングラー ビュル・オジェ ハンナ・シグラ ハリー・ベア ウド・キアー マーギット・カーステンゼン エディ・コンスタンティーヌ
配給 アイ・ヴィー・シー(配給協力:ノーム)
制作国 西ドイツ(1979)
上映時間 109分

(C)2015 STUDIOCANAL GmbH. All Rights reserved.

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ユーザーレビュー

総合評価:5点★★★★★、2件の投稿があります。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2019-04-05

革命意識の第1世代,ファスビンダー等の第2世代,方向性を喪った場当たり的なスタンドプレーの,本編で散発的に画き込まれた様な第3世代

最終更新日:2022-07-26 11:03:21

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