THE COLLECTORS さらば青春の新宿 JAM 作品情報
ざこれくたーずさらばせいしゅんのしんじゅくじゃむ
1980年10月から始まった37年の歴史に2017年大晦日をもって幕を下ろした東京・新宿のライブハウス<新宿JAM>。開店当初は“STUDIO JAM”という名前で営業、1980年代から活動しているミュージシャンには“ジャムスタ”の愛称で親しまれていた。文字通りレコーディングも可能なスタジオとして数々の名盤を産み落としたと同時に、日本のロック黎明期にハードコアパンク、ガレージパンク、モッズ等あらゆるジャンルの企画ライブ、シリーズGIGが行われ、東京のアンダーグラウンド音楽シーンを形成する礎を築いた場所でもあった。一方で、活動し始めたばかりのバンドにとってもそれほど敷居が高いライブハウスではなく、人生初めてのライブを新宿JAMで経験したというミュージシャンも数多く存在する。2016年に結成30周年を迎えた日本を代表するロックバンドTHE COLLECTORSも新宿JAMを通過したバンドのひとつである。2017年3月1日の武道館ワンマンライブを大成功に終わらせた直後、彼らに飛び込んできた新宿JAM閉店のニュースはTHE COLLECTORSの時計の針を30年前に戻すこととなった。そして過ぎ去りし日の様々な思いが蓄積し、閉店直前の12月24日クリスマスイブに、新宿JAMで特別なライブを開催することが決定。ロックやモッズファッションを追求し続け、ベスパで風を切りながらメジャーデビューを夢見ていたあの頃。遥か彼方に置いてきたあの気持ちをもう一度取り戻そうとするバンドの姿をカメラが捉える。また、1980年代当時をリアルタイムで体験した人々の証言により、新宿JAMを拠点に盛り上がりを見せた東京モッズカルチャーが、日本の音楽シーンに与えた影響を浮き彫りにしていく。そして迎えたTHE COLLECTORS奇跡の新宿JAMラストライブ。ステージには30年前と何も変わらない彼らの姿があった……。
「THE COLLECTORS さらば青春の新宿 JAM」の解説
日本を代表するロックバンドTHE COLLECTORSが、彼らの原点であり東京モッズシーンの聖地であったライブハウス“新宿JAM”の閉店直前に行なった2017年12月24日のワンマンライブと、1980年代から現在へと続く東京モッズカルチャーを記録したドキュメンタリー。監督は「山口冨士夫 皆殺しのバラード」「オールディックフォギー 歯車にまどわされて」の川口潤。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2018年11月23日 |
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キャスト |
監督:川口潤
出演:加藤ひさし 古市コータロー 山森“JEFF”正之 古沢“cozi”岳之 會田茂一 岡村詩野 片寄明人 黒田マナブ THE BAWDIES 真城めぐみ 峯田和伸 リリー・フランキー The NUMBERS! |
配給 | SPACE SHOWER FILMS |
制作国 | 日本(2018) |
上映時間 | 105分 |
(C)2018 The Collectors Film Partners
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