P.N.「pinewood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2018-10-12
ジャン・ジャック・アノー監督の意慾作「人類創世」の木を擦って火を起こす感動のシーンを観ていて、本編にもそんなシーンが細かく描かれていた事を思い出す…。成人の男に為る刺青を鋳れて行く痛々しいシーン、結婚式に当たる様な男女の儀式、永遠に続きそうな歓喜のリズミカルなテンポで刻まれるダンスも田中一村或いはポール・ゴーギャン風な絵画の南国世界!
もあななんかいのかんき
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ジャン・ジャック・アノー監督の意慾作「人類創世」の木を擦って火を起こす感動のシーンを観ていて、本編にもそんなシーンが細かく描かれていた事を思い出す…。成人の男に為る刺青を鋳れて行く痛々しいシーン、結婚式に当たる様な男女の儀式、永遠に続きそうな歓喜のリズミカルなテンポで刻まれるダンスも田中一村或いはポール・ゴーギャン風な絵画の南国世界!
サモア諸島の文化人類学filmの作品はドキュメンタリーと劇映画の境界線上の作品なのかも知れない…。椰子等樹木の繁る縦構図の画面も美しく本サウンド版は詩情溢れるー。日常生活そのものがドラマ何で忘れ難い映画と為った。ジャン・ルノワールの父オーギュストの瑞瑞しい裸婦像見たいな面も!タッチではエイゼンシュタイン監督「メキシコ万歳!」風でも有ったー。