ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオス 作品情報
ぶえなびすたそしあるくらぶあでぃおす
“ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ”は、アメリカの偉大なギタリスト、ライ・クーダーがキューバを旅した際に出会った地元の老ミュージシャンに声をかけて結成されたビッグバンド。そこには、当時92歳のギタリストを筆頭に、かつて第一線で活躍したベテラン歌手や音楽家たちが集まってきた。1997年にライ・クーダーのプロデュースで発売されたアルバム“ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ”は、ワールド・ミュージックのジャンルとしては異例の900万枚を売り上げ、世界を驚かせた。そしてそのアルバムはグラミー賞を受賞。さらに、ヴィム・ヴェンダースが彼らの音楽と人柄に惚れ込んで監督したドキュメンタリー映画も全世界で破格のヒットを飛ばし、アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞候補に。日本でもミニシアターの枠を超える大ヒットとなり、その熱狂は音楽、映画に止まらず、サルサダンスのブームやキューバレストランの流行、キューバへの直行便が就航するほどの社会現象を巻き起こした。それから18年。平均年齢 73才となった5人の現メンバーがさよなら世界ツアーを決行。カメラは彼らのプロとしてのキャリアの浮き沈み、これまでのパーソナルな旅路やメンバーの死にも迫る。
「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオス」の解説
1999年に大ヒットしたヴィム・ヴェンダースの音楽ドキュメンタリー「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」の続編。平均年齢 73才となった5人のメンバーが決行した“さよなら世界ツアー”に密着。メンバーの死も含めたその後の彼らの歩みに迫る。本作ではヴェンダースが製作総指揮に回り、「津波そして桜」でアカデミー賞短編ドキュメンタリー賞候補になったルーシー・ウォーカーが監督を務めた。
ヴィム・ヴェンダース監督による音楽ドキュメンタリー「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」から18年の時を経て、ステージ活動に終止符を打つと決めた現メンバーによる最後の世界ツアーの様子を収めたドキュメンタリー。バンドのキャリアの浮き沈みやメンバーの死にも迫る。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2018年7月20日 |
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キャスト |
監督:ルーシー・ウォーカー
出演:オマーラ・ポルトゥオンド マヌエル・“エル・グアヒーロ”・ミラバール バルバリート・トーレス エリアデス・オチョア イブライム・フェレール |
配給 | ギャガ |
制作国 | イギリス(2017) |
上映時間 | 110分 |
(C) 2017 Broad Green Pictures LLC
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ユーザーレビュー
総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。
P.N.「pinewood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2019-09-09
本篇,観る前は映画〈ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ〉の其の後…何て勝手に想ってたが,キューバン・ミュージック,ソンのルーツに迄掘り下げて,ラテン・ミュージックの奴隷音楽の歴史を俯瞰してると同時にヴィム・ヴェンダース監督の大ヒット作品のmaking filmとも為って居るんだなあ!高齢故に音楽で人生の「遅咲きの花」を咲かせて行くメンバーのその後の哀しい別れも確りと画かれて泪を誘うけれどもー。一際スケールの大きな作品何だね🎵