P.N.「Yasuki」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2019-03-04
久しぶりに大爆笑しました。
傑作です。
ロシアの政権闘争を笑いに変えた映画でした。
スティービブシェミが良い味出してました。
コンサートでのドタバタ劇も面白かったです。
最高に傑作です。
すたーりんのそうそうきょうそうきょく
総合評価5点、「スターリンの葬送狂騒曲」を見た方の感想・レビュー情報です。投稿はこちらから受け付けております。
久しぶりに大爆笑しました。
傑作です。
ロシアの政権闘争を笑いに変えた映画でした。
スティービブシェミが良い味出してました。
コンサートでのドタバタ劇も面白かったです。
最高に傑作です。
この映画を喜劇としてみる人が多い。しかし本質は剣と炎の権力なのだ。普通権力は制度と法律で管理され露出していないが、ソ連ではスターリンが素手でもっていた。それが,離れて室内を飛び回りだした。だから皆はらはらして大騒ぎになった。殺されるからだ。スターリンの恐怖支配は伝説的だ。映画の中のモロトフは失脚が予定されており、夫人のポーリナはユダヤ人ということで逮捕されていた。愛妻家のモロトフは処刑覚悟でスターリンに直訴するが、NKVDがやっているらしいととぼけられてしまう。幸い、スターリンの死で救出された。その後モロトフが私的な会合で乾杯する時、スターリンのために、といったので、友人が、殺されるところだったのに、というと、モロトフは、それでもスターリンは偉大だった、と述べたという。
スターリンの研究は死後百年してから始まるといわれる。それほど大きな影響を諸国民に与えたのだ。日本もその一つである。
参考書、「黒幕はスターリンだった」落合道夫著ハート出版参照。興味深い挿話が紹介されている。