P.N.「雪風」さんからの投稿
- 評価
- ★★★☆☆
- 投稿日
- 2021-04-16
あまり感情移入できませんでした。たぶん、戦時中の悲惨さや、やつれた感じがなかったからだと思います。肌艶もよく、太っている人もいる。内容はいいのにもったいない。
あのひのおるがん
総合評価4.53点、「あの日のオルガン」を見た方の感想・レビュー情報です。投稿はこちらから受け付けております。
あまり感情移入できませんでした。たぶん、戦時中の悲惨さや、やつれた感じがなかったからだと思います。肌艶もよく、太っている人もいる。内容はいいのにもったいない。
※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]
戦争のない今の時代を生きていられることが、いかに幸せなことかと実感しました。空爆にあわない為に、子どもたちをお寺に疎開させたのは、最終的に、子どもの命を守ったので、良かったと思うのですが、子どもを預ける親の中には、疎開させたくなかった親も、けっこう居たらしく、その中の親御さんが発した言葉の台詞は、グサリと来るものがありました! 若い保母に向けた言葉で、『先生たちは、子どもを産んだことがないから、私たちの気持ちは、わからないのよ!』というような意味の台詞があったのですが、世の中には、子どもをもちたくても、様々な事情で、子どもをもてない人もいるのに、いつの時代にも、無神経な人は、存在するんだなと思いました。 そういう私自身も、自分で気付かぬ内に、他者を傷つける発言をしているかもしれませんので、言葉を発する際には、気を付けようと思います。『沈黙は、金なり』という、ことわざがありますからね!監督の平松恵美子さんが、帰るときに、来場者のお客さん1人1人に、お礼のお辞儀をしていたのが印象に残り、きっと懐の深い人なんだなと思いました。
I liked this movie. I think we Americans have not had any chance to see inside Japan during this era... I wish this movie was more popular in America.
胸に突き刺さるような戦争への怒りと、子供たちへの愛おしさや人間の戦争へと向かわせてしまう感情の愚かしさ無念さを感じました。
絶対に戦争へ向かわせてはならないと、一人の力ではどうにもならないかも知れないが、戦争廃絶の決意が改めて強くなりました。
是非!多くの映画館で上映してほしいです。
蓮田市の上映会で見ました。地元と言うことで高齢者が多かったです。この映画は二つの観点で見ると良いと思います。
一つは、戦争の悲惨さと愚かさ。もう一つはみっちゃん先生にみる保母の姿。子ども達がなぜあんなにみっちゃん先生を愛するのか。そのことがその名前からも理解できますが…。
秀作です。女性監督ならではの緻密さがあふれています。欲を言えば、村の有力者だけでなく、当時の村民がもう少し出てほしかった。
この映画を市内の小中学生全員に見せることにしている蓮田市はすばらしい。
良い映画でした。
戦争とは如何に馬鹿馬鹿しく、悲惨で、憎むべきものか、
普通に生きたい人たちの人生をどれだけ狂わせるものか。
凄く伝わりました。
映画はやはり良いメディアだと思います。
本当に見てよかったです。
保育士が保母と呼ばれていた時代があったと懐かしく感じました。映画を見ながら保育士として涙がこぼれ、母親として泣き、自分だったらと子どもの気持ちで号泣してしまいました。保育士というのはいつの時代でも、どんな状況でも、命を守る仕事だと改めて実感しました。困難にぶつかったとき、専門職としての誇りを奮い立たせ、諦めることなく、仮説を立て色々実践し試しては克明に記録を取り、検証し、手探りでその時々に出来うる子どもの最善の利益を追求した若い保母さんたち、そんなみんなを守り抜いた所長さん。自分の身も危うい中疎開を受け入れてくれた地域の人々とのつながり。今の自分たちはどうだろうか?若い同僚たちに勧めたところが上映館があまりにも少ないという。残念だ。
あの日のオルガンは戦争のこわさを知ることができ今当たり前にできている事がどれだけ幸せなことなのかを教えてくれる映画でした。私は3回観ましたが1回目には1回目の感想があり2回目には2回目の感想があり観る度に違う感想を得ることができました。3回とも号泣でした。若い人からお年寄りの方までに観てもらいたいです。こんなに皆様に観てもらいたいと思う映画初めてです。
泣いて笑って 最後は又泣けて
こんなに中身の濃い映画なのに 上映してくれる映画館も 時間も 少なくて
もう一度観たいのに 時間を合わす事も難しくて! テレビの宣伝ももっと有れば って 残念です!
とてもいい作品だったので、上映場所や時間をもっともっと増やして欲しいです!
絶対観たいと言っていた保育科の娘が時間が合わず観れなくて残念です。
母と一緒に観に行ったのですが。母が上映10分で泣いていました。やっぱり私も気づいたら泣いていましたw
一番親に甘えたい時期に親元を離れ、健気に集団生活をする子供達。。
同世代の子を持つ親としてはハンカチ無しでは見られません。
戦争を知らない子供達の更に子供として生まれた我々にとって戦争は遠い国のこと。
しかし映画のような場面は未だ世界中で起きている。
映画館を出て銀座の街を歩いていると、この平和に発展した世界に何故か違和感を覚えてしまう。
毎朝子供を毎日保育園へ送り、夕方に子供が帰ってきて一緒に食事をして風呂へ入る。
絵本を読み聞かせ寝かしつける。
こうした当たり前の日常は、決して当たり前でも未来永劫保証されたものでもない。
未来をどう進めるかは我々にかかっているとこの映画は教えてくれる。
かってこれほどに童謡が沢山、かつ自然に散りばめられた映画がかってあっただろうか。
大原櫻子が実際に作品中に弾くオルガンはお世辞にも上手とは言えないが、どんなBGMよりも胸に突き刺さる。
メインは保母さんや子どもたちの内容だけど、戦争を背景に戦争の悲惨さや残酷さも描かれてあって、すごく考えさせられる映画でした。みっちゃん先生の明るさやかわいさ、子どもの笑顔もあって、重くなりすぎず、いろんな人が観れる映画だと思いました。映画館では、年配の方が多く、若い人が少なかったので、若い世代も観るべき映画です。上映される映画館が少ないので、もっと広がって、少しでも多くの人にこの映画の良さを知って欲しいです。今1番泣ける映画です。
ストーリーは凄く良い。唯一残念なのは、実話ベースなのに映像にリアリティーが全く感じられない点。戦時中で満足に食べられない時期なのに、登場人物全般に血色が良く、服装だけ当時のようなものにしてもコスプレにしか見えない
今の時代が非常に恵まれているんだなと思わせる様な映画でした。戦争の恐ろしさ・保母さんの苦労・素晴らしさを感じました。キャストの方々全員が素晴らしい演技力を見せて頂いたので感情移入して映画を観る事が出来ました。是非ご覧になってほしい映画です。