猫は抱くもの 作品情報
ねこはだくもの
思い通りの自分になることができず、いつの間にか投げやりな生き方に慣れてしまった元アイドルのアラサー女性、沙織(沢尻エリカ)。今はスーパーで働く日々を送る彼女が心を開くのは、こっそり飼っているロシアンブルーの猫・良男(吉沢亮)だけだった。毎日の出来事を、妄想を交えつつ語る沙織の心に寄り添ううち、良男は自分が人間で、彼女を守れるのは恋人の自分だけだと思い込んでしまう。そんなある日、沙織の前に“ゴッホ”と呼ばれる売れない画家・後藤保(峯田和伸)が現れる。これをきっかけに、沙織の変化を目の当たりにした良男はある晩、月に誘われるように外の世界に飛び出し、迷子になってしまう……。ゴッホや彼を慕う猫・キイロ(コムアイ)、個性豊かな猫たちとの出逢いを通じて、1人と1匹は自分らしく生きる術を見出していく。うまくいかないことの輝き。置いてきぼりをくらっている時間の豊かさ。やがて、灰色の日常がカラフルに輝き始める……。
「猫は抱くもの」の解説
大山淳子の同名小説を、沢尻エリカと吉沢亮共演で犬童一心が映画化。スーパーで働く元アイドルのアラサー女性、沙織は、日々の出来事をロシアンブルーの猫・良男に打ち明けていた。やがて良男は、自分が人間で、沙織の恋人だと思い込むようになり……。「素敵なダイナマイトスキャンダル」の峯田和伸、『わにとかげぎす』のコムアイが共演。
大山淳子の同名小説を、「グーグーだって猫である」の犬童一心監督が映画化。スーパーで働く元アイドルのアラサー女性・沙織は、日々の出来事をロシアンブルーの飼い猫・良男に打ち明けていた。やがて良男は、自分が人間で、沙織の恋人だと思い込むようになり……。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2018年6月23日 |
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キャスト |
監督:犬童一心
原作:大山淳子 出演:沢尻エリカ 吉沢亮 峯田和伸 コムアイ 岩松了 藤村忠寿 内田健司 久場雄太 今井久美子 小林涼子 林田岬優 木下愛華 蒔田彩珠 伊藤ゆみ 佐藤乃莉 末永百合恵 柿澤勇人 |
配給 | キノフィルムズ/木下グループ |
制作国 | 日本(2018) |
上映時間 | 109分 |
(C)2018 「猫は抱くもの」製作委員会
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ユーザーレビュー
総合評価:4.25点★★★★☆、4件の投稿があります。
P.N.「水口栄一」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2024-06-10
猫は抱くものをまた観て、とても感動した。これは何よりもほっこりした気分にさせてくれたからだ。最近、野良猫が我が家の庭を歩き回ることが多かったから、猫はいつも気になっていたのだ。それだけにひじょうに興味深かった。この映画で沢尻エリカさんが出演されている。私は彼女の大ファンだ。沢尻エリカさんと言えば、今年の2月に舞台で復帰された。私は大阪公演に出かけて、祝電も送らせて頂いた。彼女の演技はやはりあまりにも素晴らしかった。私はまたタイミングを観て、この公演を再演されたらどうかと思う。欲望という名の電車という作品は原書でも日本語でも読んだが、パーフェクトな内容だ。また沢尻エリカさんを何度も舞台で観てみたいと思う。