タクシー運転手 約束は海を越えて 感想・レビュー 4件

たくしーうんてんしゅやくそくはうみをこえて

総合評価5点、「タクシー運転手 約束は海を越えて」を見た方の感想・レビュー情報です。投稿はこちらから受け付けております。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2020-06-01

本篇の初めの方にドイツ人ピーターと云う新聞報道記者が東京を経由して金甫空港へと入国するシーンが。真実を世界に知らしめた端初となった映像公開への貴重な道程と勇気,日本との不思議な因縁も感じられる

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2020-01-22

ドイツ人ジャーナリストを演じるトーマス・クレッチマンとタクシー運転手役のソン・ガンホと云う名優同士の凸凹コンビ振りも,光州事件市民・学生の民主化運動への弾圧の重い内容を描く工夫を為して居るんだ

P.N.「ミスチーフ・ジョーンズ」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-09-20

「キリング・フィールド」を彷彿とさせる。平和な世の中では、真面目にきちんと生きていれば、ひどい目に合わない(実際は違うが)と考え勝ちで、安易に犯罪や戦争の被害者叩きに回る人も少なくない。だが、良かろうが悪かろうが、全て一掃してしまう物に、倫理は通じない。一市民の主人公を通して、その途方もない恐ろしさを、等身大に描いた映画。実際はどう帰結したのかなあ、と考えると物悲しいが。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-05-21

シネマート新宿でのロードショーが終わりに為る前にと男性サービス・デイのMondayの今日観て来ました。1980・5・18の光州事件をモチーフにした本編丈に冒頭のソン・ガンホ演じるタクシー・ドライバーの鼻唄交じりの運行はミュージカルぽくて意外だった…。「華麗なる休暇」と云う学生・民衆弾圧事件は韓国ミュージカル舞台としても有名だった。本編は普通の運転手の視座で見詰めた本格派ミステリー仕立ての傑作だった。貯まった家賃返済目当てのソウルから光州への危険な道程はドイツ・ジャーナリストと一緒なのだ。此の悲劇を一流のエンターテインメントして本国で大ヒットさせた辺りに映画人の底力を感じ共鳴した!

最終更新日:2024-10-20 02:00:09

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