P.N.「さくら咲く」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2018-11-19
原作読むと人間関係がより
一層わかり、映画の意味がわかります。映画の時間のせいか
玉江さんがなんで妊娠したのか
親は誰みたいなものが描かれて
ないのが、残念
でも舞台、映画共にいいです
あいあいがさ
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原作読むと人間関係がより
一層わかり、映画の意味がわかります。映画の時間のせいか
玉江さんがなんで妊娠したのか
親は誰みたいなものが描かれて
ないのが、残念
でも舞台、映画共にいいです
ストーリーの展開や結末は途中で想像がつくが、登場人物にピタリと当てはまるキャスティングが絶妙。
特に微妙な心情を抱える六郎を立川談春が見事に演じていた
倉科カナさん熱演。
居酒屋でのシーン。観るものを魅き付ける演技。
舞台みたいだなと感じた。本作品がもとは舞台芝居だと後で知った。
据え付けカメラ長回し。演技力がなくっちゃ持たない。
定めに従い生きることの残酷さ。でも、ちょっぴりの優しさがあれば、人は前に進めるのだ。
川面にかかげられた、明かり提灯が郷愁を誘います。
昭和と言う年代で、日本人が育ててきた、優しさや、思いやり、絆…、観ている人に思い出させてくれる、とても温かな映画でした。倉科カナさん、原田知世さん、立川談春さんの、其々の立場での最高の人間像を現した演技力、市原隼人さんのスパイスの効いた演出…。とても素晴らしかったです。昭和を思い出しました。皆さん、是非観てください。