問いかける焦土 作品情報
といかけるしょうど
イラクのクウェート侵攻を機に1991年アメリカを中心とした多国籍軍が派遣され、イラクを攻撃。こうして始まった湾岸戦争は、大きな爪痕を遺した。戦火により黒煙を上げる油田と消火活動にあたる作業員たち。残虐行為を前に言葉を失う女性や幼な子。破壊された町。流れてゆく石油。ヘルツォーク監督自身のわずかなナレーションとワーグナー、シューベルト、ヴェルディ、マーラー、プロコフィエフらのクラシック音楽に乗せ、悲惨な戦争の跡を映し出していく。
「問いかける焦土」の解説
ニュー・ジャーマン・シネマを代表するヴェルナー・ヘルツォーク監督が、湾岸戦争の爪痕にカメラを向けた全13章のドキュメンタリー。クウェートで発生した大規模油田火災の消火活動を中心に、悲惨な戦争の跡をワーグナーなどの荘厳な調べに乗せて映し出す。1993年メルボルン国際映画祭にてグランプリを受賞。2000年にドイツ文化センターで開催されたヘルツォーク特集にて上映。ヘルツォーク特集2017 <誕生!ヘルツォーク>内にて劇場上映。
「フィツカラルド」のヴェルナー・ヘルツォークが、91年の湾岸戦争によって発生したクウェートの大規模油田火災の消火活動を追ったドキュメンタリー。日本ではNHKで短縮版放送、2000年の特集上映で完全版が1回上映されて以来、初の劇場公開となる。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2017年10月9日 |
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キャスト | 監督:ヴェルナー・ヘルツォーク |
配給 | パンドラ |
制作国 | フランス=イギリス=ドイツ(1992) |
上映時間 | 54分 |
公式サイト | http://www.pan-dora.co.jp/wordpress/?cat=4 |
(C)Werner Herzog Film
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