蝶の眠り 作品情報

ちょうのねむり

50代にしていまだ美貌を保ち、若い読者にも根強いファンを持つ売れっ子の女流小説家・松村涼子(中山美穂)は、満ち足りた生活を送っていたある日、自分が遺伝性のアルツハイマーに侵されていることを知る。人生の終焉と向き合うことを余儀なくされた涼子は、“魂の死”を迎える前に、執筆活動以外の何かをやり遂げようと、大学の講師を始める。そして迎えた講義初日、学生たちと訪れた居酒屋で、アルバイト店員の韓国人留学生チャネ(キム・ジェウク)と出会う。ひょんなことから涼子の執筆活動を手伝うことになるチャネ。作業を進めるうち、現実と小説の世界で交差していく2人は、次第に年齢の差を超えて惹かれ合ってゆく。だが、そんな2人の気持ちとは関係なく、涼子のアルツハイマーは容赦なく進行していた……。

「蝶の眠り」の解説

ジャンヌ・モロー主演の「デュラス 愛の最終章」に着想を得たラブストーリー。50代の売れっ子作家・松村涼子はある日、自身がアルツハイマーに冒されていることを知る。人生の終焉と向き合った涼子の前に、やがて韓国人留学生のチャネが現れるが……。出演は「新しい靴を買わなくちゃ」の中山美穂、「ラスト・プリンセス 大韓帝国最後の皇女」のキム・ジェウク。監督・脚本・原案を担当したのは、「子猫をお願い」のチョン・ジェウン。

ジャンヌ・モロー主演の「デュラス 愛の最終章」に着想を得たラブストーリー。50代の売れっ子作家・松村涼子はある日、自身が遺伝性アルツハイマーに冒されていることを知る。人生の終焉と向き合った涼子の前に、韓国人留学生のチャネが現れるが……。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2018年5月12日
キャスト 監督チョン・ジェウン
出演中山美穂 キム・ジェウク 石橋杏奈 勝村政信 菅田俊 眞島秀和 澁谷麻美 永瀬正敏
配給 KADOKAWA
制作国 日本=韓国(2017)
上映時間 112分

(C)2017 SIGLO, KING RECORDS, ZOA FILMS

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ユーザーレビュー

総合評価:4.73点★★★★☆、11件の投稿があります。

P.N.「水口栄一」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2024-01-21

蝶の眠りをまた観た。とても感動した。この映画は何よりもひじょうに心地よいと思った。いつの間にかストーリーの世界に引き込まれていた。中山美穂さんの演技はあまりにも素晴らしいと思った。美穂さんと言えば私は何年も前に美穂さんという名の女性と出会った。凄い美人だ。彼女は私の近所に住んでいるが、不思議なご縁があった。私が少年時代を過ごした家があった、その跡地に彼女が住んでいたのだ。人の出会いの不思議さを感じた。この映画を観ていても、ほんとに人との不思議な出会いを感じるのだ。またアルツハイマーを扱っているが、この問題も私はケアマネジャーをさせて頂いているだけにひじょうに関心があった。素晴らしい作品だと思う。

最終更新日:2024-01-31 16:00:01

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