婚約者の友人 作品情報
こんやくしゃのゆうじん
1919年、戦争の傷跡に苦しむドイツ。アンナ(パウラ・ベーア)は、婚約者のフランツをフランスとの戦いで亡くし、悲しみの日々を送っていた。そんなある日、アンナがフランツの墓参りに行くと、見知らぬ男が花を手向けて泣いている。アドリアン(ピエール・ニネ)と名乗るその男は、戦前にパリでフランツと知り合ったという。アンナとフランツの両親は、彼とフランツの友情に感動し、心を癒される。やがて、アンナはアドリアンに“婚約者の友人”以上の想いを抱き始めるが、そんな折、アドリアンが自らの正体を告白。だがそれは、次々と現れる謎の幕開けに過ぎなかった……。
「婚約者の友人」の解説
エルンスト・ルビッチ監督が1932年に「私の殺した男」として映画化したモーリス・ロスタンの戯曲を「彼は秘密の女ともだち」のフランソワ・オゾン監督が大胆に翻案。20世紀初頭ドイツを舞台に、戦死した男の謎めいた友人と残された婚約者が織り成す交流を綴る。出演は「イヴ・サンローラン」のピエール・ニネ、本作で第73回ヴェネツィア国際映画祭マルチェロ・マストロヤンニ賞(新人俳優賞)を受賞した「ルートヴィヒ」のパウラ・ベーア。
エルンスト・ルビッチ監督が1932年に「私の殺した男」として映画化したモーリス・ロスタンの戯曲を「彼は秘密の女ともだち」のフランソワ・オゾン監督が大胆に翻案。20世紀初頭のドイツ。アンナは、戦死した婚約者の墓前で謎めいた男と出会う。男はある秘密を抱えていた。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2017年10月21日 |
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キャスト |
監督:フランソワ・オゾン
出演:ピエール・ニネ パウラ・ベーア エルンスト・シュトッツナー マリー・グルーバー ヨハン・フォン・ビューロー |
配給 | ロングライド(提供:KADOKAWA=ロングライド) |
制作国 | フランス=ドイツ(2016) |
上映時間 | 113分 |
(C) Mandarin Production – FOZ – X FILME Creative Pool GmbH – Mars Films – France 2 Cinéma – Films Distribution (C)2015 MANDARIN PRODUCTION–X FILME–MARS FILMS–FRANCE 2 CINEMA-FOZ-JEAN-CLAUDE MOIREAU
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ユーザーレビュー
総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。
P.N.「pinewood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2019-02-24
エルンスト・ルビッチ監督作品のリメイクで有り創造的に深化され変容された物語とは後で知らされた。主人公の男女の入れ替えや嘘と云う虚構性・フォクションを武器に本編は,モノクロームの画像から色彩の谷間に咲く一枚の絵画へと移り行く