女の一生(2016) 作品情報
おんなのいっしょう
1819年、ノルマンディー。男爵家の一人娘ジャンヌ(ジュディット・シュムラ)は17歳まで修道院の寄宿学校で教育を受け、家に戻ってきたばかりだった。清純な乙女のジャンヌは父(ジャン=ピエール・ダルッサン)を訪ねてきた子爵ジュリアン・ド・ラマール(スワン・アルロー)と打ち解け、ほどなくして彼と結婚。幸せの絶頂にいる彼女は、希望に胸躍らせていた。しかしジュリアンはジャンヌの乳姉妹である女中のロザリ(ニナ・ミュリス)を孕ませ、さらにはジャンヌの親友の伯爵夫人とも関係を持つ。絶望に突き落とされたジャンヌに追い打ちをかけるように、支えてくれた母(ヨランド・モロー)の死や溺愛した息子ポールの裏切りなど苦難に見舞われ、ジャンヌの人生に対する夢は打ち砕かれていく……。
「女の一生(2016)」の解説
フランスの文豪モーパッサンが人生の四季を繊細に綴った名作を「ティエリー・トグルドーの憂鬱」のステファヌ・ブリゼの監督により映画化。男爵家の一人娘ジャンヌは親の勧める子爵ジュリアンと結婚。やがて夫は不貞を重ね、さらなる苦難が次々に彼女を襲う。「カミーユ、恋はふたたび」のジュディット・シュムラが、17歳から40代後半までのジャンヌを特殊メイクを用いずに演じる。ほか、「間奏曲はパリで」のジャン=ピエール・ダルッサン、「セラフィーヌの庭」のヨランド・モローらが出演。第73回ヴェネツィア国際映画祭国際批評家連盟賞受賞。
フランスの文豪モーパッサンが人生の四季を繊細に綴った名作を「ティエリー・トグルドーの憂鬱」のステファヌ・ブリゼ監督が映画化。男爵家の一人娘ジャンヌは親の薦める子爵ジュリアンと結婚。しかし夫は不貞を重ね、さまざまな苦難が次々に彼女を襲う。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2017年12月9日 |
---|---|
キャスト |
監督:ステファヌ・ブリゼ
原作:ギ・ド・モーパッサン 出演:ジュディット・シュムラ ジャン=ピエール・ダルッサン ヨランド・モロー スワン・アルロー ニナ・ミュリス オリヴィエ・ペリエ クロチルド・エム アラン・ベジェル フィネガン・オールドフィールド リュセット・ボーダン ジェローム・ラン メリー・ドヌーヴ |
配給 | ドマ=ミモザフィルムズ |
制作国 | フランス=ベルギー(2016) |
上映時間 | 119分 |
(C) TS PRODUCTIONS (PHOTO MICHAËL CROTTO)- AFFICHE NUITDECHINE
動画配信で映画を観よう! [PR]
ユーザーレビュー
総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。
P.N.「水口栄一」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2020-06-03
モーパッサンの女の一生は何年も前に読んだ。この映画を観た時、よくありそうな人生だと感慨に耽った。人生は良いものでも悪いものでもないのかもしれない。けれども私はそういう人生が大好きだ。あらためて人生とは何か、幸せとは何かを考えさせてくれる名作だ。