P.N.「pinewood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2019-09-29
新国立美術館で以前ジャコメッテイ展を観たことが有りましたし哲学者の矢内原氏との交際も知っては居ましたが,本篇に見られる様な肖像画にも精力を籠めて凝りに凝った形象を探求するspiritに感心させられました。此の頑固一徹さはジャコメッテイ彫刻の創作の秘密でもあろうかと
じゃこめってぃさいごのしょうぞう
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新国立美術館で以前ジャコメッテイ展を観たことが有りましたし哲学者の矢内原氏との交際も知っては居ましたが,本篇に見られる様な肖像画にも精力を籠めて凝りに凝った形象を探求するspiritに感心させられました。此の頑固一徹さはジャコメッテイ彫刻の創作の秘密でもあろうかと
神戸まで所用で出掛けた帰り、《TOHOシネマズ西宮OS》で観賞。
アルベルト・ジャコメッティという名前を聞いたことはあったが、彼がどんな人物か興味を抱くことはなかった。だから正直言うと、映画の出来が素晴らしいか否かは判断が難しいところだ。彫刻、絵画、版画に関心があればもっと作品に没頭でき、突っ込み所も発見できたかも知れない。だから★は3つに留めておきます。だがそこは、主役のジェフリー・ラッシュの上手さに救われたような感じがしましたね。その昔、『ポロック2人だけのアトリエ』を見た時と同じような印象を受けました。