P.N.「エンターテイメント」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★☆
- 投稿日
- 2018-07-13
生まれ変わっても、同じ過ちを犯す人間の業の深さをシヴァ神とクリシュナ神を信仰する王と王女にシンクロさせながら起承転結、喜怒哀楽、明快に、約3時間も飽きずに楽しませてくれる。インド映画も不動明王や毘沙門天、天女等をイメージして鑑賞すると改めて身近に。とにかく、楽しめるエンターテイメント是非楽しい一時を。
ばーふばりおうのがいせん
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生まれ変わっても、同じ過ちを犯す人間の業の深さをシヴァ神とクリシュナ神を信仰する王と王女にシンクロさせながら起承転結、喜怒哀楽、明快に、約3時間も飽きずに楽しませてくれる。インド映画も不動明王や毘沙門天、天女等をイメージして鑑賞すると改めて身近に。とにかく、楽しめるエンターテイメント是非楽しい一時を。
前作『バーフバリ伝説誕生』は去年の9月1日我が街のアート系ミニシアターで見た。続編たる今回の作品も同映画館で2月中旬公開予定だが、ネット動画で見させてもらった。日本語字幕はなかったが、何回も繰り返して見たからだいたいの筋書きは理解できた(勿論役者のセリフはわからなかったが、そこは想像力で…)。
インドの映画館では今でも70ミリで映画を上映している所があるのだろうか? この作品も前作同様、100人余のミニシアターで見るようなものではない。金払うなら、IMAXかULTIRAの大画面で見たいものだ。
内容は面白かった。迫力あった。見せ場も多かった。だからこそミニシアターには不向きな作品なのだ! そうは言っても、全国チェーンのシネコンは見向きもしないからなあ…。
前作を見損なっていたが、どうしても気になったので、鑑賞。設定を聞いた時は、欧米のファンタジー大作の踏襲くらいに思ってたが、個性的なキャラは立ってるわ、南国ならではの個性は強いわで、王道のストーリーをじっくり味わえた。前作未見でもあらすじ解説はあるので、不自由はなかった。でも、ああいう王位継承をしたら、揉めるのは必須(スコットランド史がいい例)なので、敵役には同情した。