P.N.「ふれみー」さんからの投稿
- 評価
- ★★☆☆☆
- 投稿日
- 2022-08-16
※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]
ドゥアルテというドクズと出会ってしまったことで人生を狂わされた家族の話です。
しかしこれはキッカケであって、
後半を見る限り、元々主人公にもクズ要素が眠っていたと思う。
逆に洗脳&麻薬でドゥアルテに利用されていたダニエルは、
ドゥアルテに従いつつもどこか疑問を感じていて、
母と主人公への思いやりを持っていて、終盤は悲しく感じた。
悪党ドゥアルテがとてもとても不愉快で、現実にいそうなちょっとリアルな不快さ。
身代金誘拐、監禁、暴行、詐欺、強姦、殺人、しかも面倒なことは他人にやらせるというクズ。
とても理不尽で腹立たしく、観なきゃ良かったかなレベル。
アルゼンチンの田舎の貧乏暮らしが妙にリアル。
家ダニやGが大量にいそうな環境の、明らかに生活水準の低い室内を見ていると悲しくなる。
映画は重い雰囲気がずっと続き、長く感じる。
ドゥアルテが踏み潰したカブト虫は本物じゃないと思いたい。