P.N.「ゆの」さんからの投稿
- 評価
- ★★★☆☆
- 投稿日
- 2020-11-03
期待していた程でも無かったです。イマイチ テンポが悪くて、あまり笑えませんでした。
中井貴一さん、佐々木蔵之介さん、友近さんなど、役者さん方は いい味出していて演技も素晴らしかったのですが、脚本が もうちょっと良ければなぁと思いました。
うそはっぴゃく
総合評価3.67点、「嘘八百」を見た方の感想・レビュー情報です。投稿はこちらから受け付けております。
期待していた程でも無かったです。イマイチ テンポが悪くて、あまり笑えませんでした。
中井貴一さん、佐々木蔵之介さん、友近さんなど、役者さん方は いい味出していて演技も素晴らしかったのですが、脚本が もうちょっと良ければなぁと思いました。
絶賛はしないが、面白く拝見できた。
いくらなんでも…とツッコミ要素は沢山あります。ま、そこは低予算映画だ。サザビーズのオークションを題材にした映画ではない。『スティング』のようなどんでん返しがあるもんでもない。関西が舞台の映画だ。力抜いたとこがなけりゃ(笑)
ラストのラストーエンディング・クレジットの最後であのシーンを入れてくれたことでひと安心。1度でも海外旅行をした経験のある者なら「ンなことできるわきゃねえだろう…」とピンと来るもんな。悪銭身に付かずだ!
作品自体は、そんなにお金もかかってない感じ。どちらかと言うとスペシャルドラマ的かな?若い人よりも、中高年向きなほっこり、ほのぼの楽しめる微笑ましい作品。利休の茶室は小宇宙とも言いますし、海原はもっと壮大で鴎も區+鳥(かもめ)で、小さな器ではなく、大きな器を何処までも果てしなく羽ばたく自由な魂と言える。少し、小さく収まってしまったかなと言う感想です。日本の国土に松の緑。そう言う視点で観ると初釜を祝う。旧暦のお正月映画としていいのかもしれませんね?
詐欺の口上とはいえ、利休の晩年の心境を、真面目に考察して語っている所と、陶芸の製作過程を、意外に細かく描いている所が良かった。古美術や遺物、骨董を扱う業界には、本来は起きたらいけない事なのに、昔からこういうネタは付き物で、無くならない。三越の事件や芸大の事件を、妙な感慨と共に思い出した。
佐々木蔵之介さんの大ファンです。
いつもスマートな彼が出す落ちぶれ感、ダメ亭主ぶりが情けなくてキュン!とします。
中井貴一さんの巧さも際立ち、随所に伏線があり、ホントに楽しめるテンポのい~い一本です。
この映画、お正月初めに上映してすぐ、鑑賞しました。
中居貴一のファンです。
最後のシーンで、
大御所鑑定家演じる
近藤正臣さんが、緑楽の
千利休が、作らせたという千利休所有の茶碗を
1億円で購入するというくだりがあります。
その1億円が、通貨偽造行使罪に該当する贋作の偽金だったら、この映画、
もう一星評価付けます(^_^)。
中居貴一の娘さんが、海外で、入国管理局の職員に取調室で、取り調べを受ける
くだりがあります。
これが、その可能性を示唆するシーンです。
パンフレットは、800円ですが、出来は良かったですよ。
役者が揃っているのですごく期待して観ると、とんだ肩透かしを食わされる。肩の力を抜いて、新春らしく楽しむ映画。世の中こんなもんだとか、たまにはいいこともあるとか、笑いの中にちらっと大切なことも隠されている感じ。
公開劇場が少なくまた小さい部屋ということもあり、満席でした。レビューはどこも軒並み高評価ですが、どうですかね……そこまででもない気がします。ただ見ていて、出演者が楽しんで作っているなぁ、と思いました。幻の利休の茶碗が登場してから短いです。
年明けから沢山笑わせて頂きまして、有り難うございました…とても面白かったです。最後は一つの嘘によって、全てが丸く…上手く収まった感じで、温かいほっこりとした気持ちになれました。中井貴一さんと佐々木蔵之介さんの掛け合いが、凄く絶妙で感動しましたが、お一人お一人がとても良い味を出されていて、関西の方は本当に温かいなぁと感じました…*