P.N.「pinewood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2019-01-11
浅田次郎原作の映画化作品「鉄道員ぽっぽや」やギルレモ・デル・トロ監督の映画「パンズ・ラビリンス」に続き本編を視るとファンタジーの深遠な世界が一際広がって来る🎵シガニー・ウイバーが祖母役で老女何て云うのも面白いキャステイングで
かいぶつはささやく
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浅田次郎原作の映画化作品「鉄道員ぽっぽや」やギルレモ・デル・トロ監督の映画「パンズ・ラビリンス」に続き本編を視るとファンタジーの深遠な世界が一際広がって来る🎵シガニー・ウイバーが祖母役で老女何て云うのも面白いキャステイングで
モーリス・センダックの童話の世界かと思いきや違う原作の映画何んだ。子どもの視座、眼差しとラストで彼が見詰める水彩画が作品全体を括って何ともファンタジックで美しく。
まるで、男の子この精神的自立を促すようなストーリー。親子で鑑賞するには、オススメかな?少年の内に秘められ思い、それは母親には痛いほど理解できる。なぜならイチイの木の主と友達だから。ラストで母親が奇跡的に回復するかと思いきや…。やはり、子供の自立を促す作品として鑑賞して欲しい。
「パンズラビリンス」ほどのインパクトはないが、子供の「心の迷宮」に、寄り添いつつも容赦なく描き出している。アメリカだけでは出来ない映画だったと思う。それにしても、ヨーロッパの子供は、この年で、このレベルを求められるのか。なんとなくだが、「ネバーエンディングストーリー」シリーズの、親子の描写の変遷を思い出した。