P.N.「オーウェン」さんからの投稿
- 評価
- ★★★☆☆
- 投稿日
- 2023-12-22
この映画「エンド・オブ・トンネル」は、設定からして、突っ込みどころ満載のアルゼンチン製作のサスペンスものだ。
主人公が車椅子ということで、行動範囲は自宅に限られ、あとは銀行強盗が掘った穴の中。
しかも、終盤のみという感じで、それはそれで、アルフレッド・ヒッチコック監督の名作「裏窓」のように、良質なサスペンスに仕上げることは可能なのだが、この作品の場合は、銀行強盗が、主人公が住んでいる家の隣で、穴を掘る作業をしているところなど、常識で考えればあり得ない。
ばれないために、自分の彼女と娘を隣の家に住まわせ、監視させようという設定なのだが、そもそも必要だったのか、首を傾げてしまう。