P.N.「雪風」さんからの投稿
- 評価
- ★★☆☆☆
- 投稿日
- 2020-08-06
概念を奪う侵略者。宇宙人も静かに行動する松田龍平さん、戦闘的な高杉真宙さん、恒松祐里さんと対照的。長澤まさみさんのイラつく姿もかわいらしい、東出さんが愛を語るところは、微妙でした。児島さんも頑張ってます。ハッピーエンドかバットエンドかわかりづらかった。
さんぽするしんりゃくしゃ
総合評価2.67点、「散歩する侵略者」を見た方の感想・レビュー情報です。投稿はこちらから受け付けております。
概念を奪う侵略者。宇宙人も静かに行動する松田龍平さん、戦闘的な高杉真宙さん、恒松祐里さんと対照的。長澤まさみさんのイラつく姿もかわいらしい、東出さんが愛を語るところは、微妙でした。児島さんも頑張ってます。ハッピーエンドかバットエンドかわかりづらかった。
👽少年少女SFを脱力系の作品にパロディ化した様な…。妖しいスリリングさも何処と無く感じられるアジアンtasteな異色の黒沢清監督作品で🤸
予告編であったような、迫力あるアクションシーンは、ごく一部だけで、全体的に退屈する映画でしたね。
長谷川博己さんは、「MOZU」の時でもそうでしたが、狂人の役をやらせたらピカ一ですね。
民衆に熱弁をふるうシーンは、観てるこっちが恥ずかしくなりましたが…。
あの「ハプニング」を丁寧に撮ったら、こうなるのかな(しかし根っ子があれだから、限界はある)。人間に紛れ込むタイプの侵略者なら、地球人のシステムを残したいのだろうと思ったが、何故か全滅系だし。
ヒロインの夫の演技だけはやたらツボだった。いかにも乗っ取られてます、という感じが。
観賞した日(9月15日)が悪かったのかも知れない。
奇をてらった作品内容。それにしても映画『寄生獣』同様何と描く世界の狭いこと。「地球侵略」「人類滅亡」なんてすごいことが使われているが、隣国からミサイルが飛来し、わが国の上空を通過しても、ただ黙って見守る事しかできない(何も手が出せない)現実がこの作品を完全に打ちのめしてくれました。絵空事ドラマに何も感じませんわ。違う時に見ていたら多少は感情移入出来ていたかもね。
人類滅亡の危機だというのに、目先の夫との愛のほうが重要なの!? 女というのはそういうものなのか…と見ていて苦笑しちゃいました。命を顧みない洋画のヒーローは男だな~と思ったり。ジャーナリストの本心がどちら側にあるのかわかりにくかったですね。