P.N.「pinewood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2018-10-27
アッバド・キアロスタミ監督の映画「トスカーナの贋作」を、主演のイザベル・ユペールが一人で映画館で観賞しているシーンが本編に出て来る。そして隣席の見知らぬ男性に言い寄られて仕舞い、中途退席してストーカー男に「ラスト迄観たかったわ!」と切り返す、此れは巧みな伏線で、実は其の映画やキアロスタミ監督の映画スタイル・人生哲学こそ本作の主題見たい何だと、ふと感じたんだ。「幸福そのもので居る事よりも、人が幸福を求める時が真に幸せ」。本タイトル〈未来よこんにちは〉は未来と云うのは当たり前の日常生活を振り返って見る中に有るのかも知れない。小津安二郎監督作品とも何処かで通じ逢う様な、諦めとは一味違う奥行きの深さ何だね!💐