ルイの9番目の人生 作品情報
るいのきゅうばんめのじんせい
愛らしく賢い少年ルイ・ドラックス(エイダン・ロングワース)の人生は、まるで何かに呪われたかのようであった。ひどい難産の末にこの世に生を受けたルイは、0歳で全身骨折、5歳で感電、8歳で食中毒など毎年必ず危険な事故に遭い、幾度となく生死の境をさまよってきた。そして9歳の誕生日。海辺の崖から転落した彼は、奇跡的に命を取り留めたものの意識不明の重体に陥ってしまう。担当医のパスカル(ジェイミー・ドーナン)は昏睡状態のルイを救うためにあらゆる手を尽くすが、ルイの父親ピーター(アーロン・ポール)は行方不明となり、母親ナタリー(サラ・ガドン)のもとには差出人不明の警告文が届く。さらにパスカルも恐ろしい悪夢にうなされ、ルイの身近な人々や関係者に次々と不可解な出来事が降りかかるのだった。とても偶然とは思えないそれらの現象は、悪意を持つ何者かの仕業なのか。すべての事情を知るルイが病院のベッドで眠り続けるなか、この謎に満ちた少年の秘密を解き明かそうと苦闘するパスカルは、衝撃的な真実に迫っていく……。
「ルイの9番目の人生」の解説
イギリス人作家リズ・ジェンセンによる同名小説を映画化。9年間で9度死にかけた少年ルイは、9歳の誕生日に海辺の崖から転落、奇跡的に助かるも昏睡状態に。担当医パスカルがあらゆる手を尽くす中、ルイの身近な人々や関係者に次々と不可解な出来事が降りかかる。出演は「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」のジェイミー・ドーナン、「ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出」のサラ・ガドン、「アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場」のアーロン・ポール、TV『X-ファイル 2016』のエイダン・ロングワース。2008年に他界した「イングリッシュ・ペイシェント」の監督アンソニー・ミンゲラが生前に映画化を熱望していた企画を、息子マックス・ミンゲラがプロデューサー兼脚本家として実現。メガホンをとるのは「ホーンズ 容疑者と告白の角」のアレクサンドル・アジャ。
イギリス人作家リズ・ジェンセンの同名小説を映画化。9年間で9度死にかけた少年ルイは、9歳の誕生日に海辺の崖から転落、奇跡的に助かるも昏睡状態に。担当医パスカルがあらゆる手を尽くす中、ルイの身近な人々や関係者に次々と不可解な出来事がふりかかる。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2018年1月20日 |
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キャスト |
監督:アレクサンドル・アジャ
原作:リズ・ジェンセン 出演:ジェイミー・ドーナン サラ・ガドン エイダン・ロングワース オリヴァー・プラット アーロン・ポール |
配給 | 松竹 |
制作国 | カナダ=イギリス(2015) |
上映時間 | 108分 |
(C)2015 Drax (Canada)Productions Inc./ Drax Films UK Limited.
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ユーザーレビュー
総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。
P.N.「ミスチーフ・ジョーンズ」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2018-01-22
「怪物はささやく」が好きな人なら向いている。こちらはファンタジー色は殆どない。念入りな心理描写の生きるサスペンスホラー。同じ描写が、話が進んで、観客の知識が増えるに連れて、違って見える手法が見事。しかし、まだ1月なのに、来ちゃうんですね、こういう映画(泣笑)。この後、何を見て暮らせと。