ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気 作品情報
はんずおぶらぶ
ニュージャージー州オーシャン郡。20年以上仕事一筋に生きる女性警察官ローレル(ジュリアン・ムーア)は、ステイシー(エレン・ペイジ)という若い女性と恋に落ちる。二人は徐々に絆を深め、郊外に中古の一軒家を購入し一緒に暮らすことに。しかしローレルにガンが見つかり、余命半年と宣告される。ローレルは自分が死んだ後もステイシーが二人の思い出が詰まったこの家で暮らせるよう、彼女が遺族年金を受け取れるようにしようとする。しかし法的には同性同士のパートナーは認められなかった。闘病しながら制度改正を求めるローレルの訴えは同僚たちや地域の人々、さらには全米に広がり、社会的なムーブメントとなる。
「ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気」の解説
第80回アカデミー賞短編ドキュメンタリー賞受賞作「フリーヘルド」を劇映画化。末期ガン患者のローレルはパートナーのステイシーが遺族年金を受け取れるよう求めるが、同性同士のため却下される。平等を求めるローレルの訴えは、やがて全米を動かしていく。「フィラデルフィア」のロン・ナイスワーナーが実話を基に脚本化、「キミに逢えたら!」のピーター・ソレットが監督を手がけた。「アリスのままで」で第87回アカデミー賞主演女優賞を獲得したジュリアン・ムーアが、病を押し愛する人を守るために闘うローレルを演じる。また、彼女のパートナー、ステイシーを演じた「JUNO/ジュノ」のエレン・ペイジは、本作のプロデューサーも兼任した。
ジュリアン・ムーアとエレン・ペイジが共演し、第80回アカデミー賞短篇ドキュメンタリー賞受賞作「フリーヘルド」を劇映画化。同性パートナーのステイシーが遺族年金を受け取れるよう求めるも却下される末期ガン患者のローレルは平等を求めるゆお訴え、やがて全米を動かしていく。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2016年11月26日 |
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キャスト |
監督:ピーター・ソレット
出演:ジュリアン・ムーア エレン・ペイジ マイケル・シャノン スティーヴ・カレル ルーク・グライムス ジョシュ・チャールズ |
配給 | 松竹 |
制作国 | アメリカ(2015) |
上映時間 | 103分 |
(C) 2015 Freeheld Movie, LLC. All Rights Reserved.
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ユーザーレビュー
総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。
P.N.「ポン」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2017-01-14
素直にいい映画だと思う。ジュリアン・ムーア、エレン・ペイジの上手さが光る秀作だ。合衆国憲法で合法化されたとはいえ、今尚LGBTの方々への社会的な偏見・差別が根強いアメリカ。オバマケアは撤廃の方向。アメリカファーストと高らかに宣言し、南の隣国に壁を作ると豪語する方がホワイトハウスの主となる2017年。だからこそ映画が訴える内容がビンビン心に響いてくる気がする…。