桜の樹の下 作品情報
さくらのきのした
戦前から工業都市として発展してきた神奈川県川崎市。高度経済成長期に多くの労働者を抱え、ベッドタウンとしての宅地開発が進められた。当時の公営住宅は地方から来る若き労働者の、そして現在は単身高齢者の受け皿となっている。その公営住宅のひとつ、市営「野川西団地」に暮らす独居老人たちの生活にカメラが密着。団地の中には歌があり、踊りがあり、笑いがある。孤独を感じながらも楽しく逞しく生き、自らの死とも向き合う高齢者たちには、まるで繰り返される生と死が生活の一部であるかのごとく存在しているのだった。
「桜の樹の下」の解説
川崎市の公営住宅に暮らす単身高齢者たちに密着したドキュメンタリー。自らの死と向き合い孤独を感じながらも、慎ましく逞しく生きようとする人々の赤裸々な日常を映しとる。1987年生まれの女性監督、田中圭による劇場映画デビュー作。山形国際ドキュメンタリー映画祭2015日本プログラム正式出品作品。
1973年に建設された神奈川県川崎市の市営野川西団地に暮らす単身高齢者たちの生活に密着したドキュメンタリー。自らの死と向き合い孤独を感じながらも、慎ましく逞しく生きようとする人々の赤裸々な日常を映しとる。田中圭劇場映画デビュー作。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2016年4月2日 |
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キャスト |
監督:田中圭
出演:川名俊一 大庭忠義 関口ことじ 岩崎びばり |
配給 | JyaJya Films |
制作国 | 日本(2015) |
上映時間 | 91分 |
公式サイト | http://www.sakuranokinoshita.com/ |
(C)JyaJya Films、だいふく
予告編動画
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