トランボ ハリウッドに最も嫌われた男 感想・レビュー 19件

とらんぼはりうっどにもっともきらわれたおとこ

総合評価5点、「トランボ ハリウッドに最も嫌われた男」を見た方の感想・レビュー情報です。投稿はこちらから受け付けております。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2022-04-02

何度も見た本篇を吹き替え版でも観ると多くの映画人が居る受賞スピーチ会場には,仲違いしたジェームス・ギャグニー等の顔も在るけど,過去のマッカシー旋風での「被害者の犯人捜しはしない,存在しないのだから…」と言い切るトランボの矜持。個人を責め無いで社会悪に抗した彼の良心が浮かび上がる感涙の瞬間だ

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2022-03-29

久し振りに視聴。ヘレン・ミレンとのbattleシーンなどcastingも見事な本篇,外見を似せて憑依したトランボ役なのででエンドロールの実物とも違和感が無かった。ブラックリストのシナリオライターを束ねてマッカシー旋風を跳ね退けた戦士だった

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2021-08-18

本篇を観てからスタンリー・キューブリック監督作品〈スパルタカス〉完全復元版を視聴した。そして冒頭に脚本ダルトン・トランボと実名が出た瞬間に本篇宜しく泪が出た…。ハリウッド赤狩りのマッカーシー旋風をはね除けた反骨精神そのものが史劇スパルタカスの醍醐味だった!

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
なし
投稿日
2021-05-30

監督新作〈スキャンダル〉ではセクシー・ハラスメント事件の真相に!

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評価
★★★★★
投稿日
2020-12-07

名前を出せずにシナリオを書き続ける苦しみはエンドロールでの本人自身のiTVnterviewで如実に語られる

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2020-03-16

ジェイ・ローチ監督がスティーブ・カレルとタッグしたコメディ映画〈奇人たちの晩餐会USA〉はフランス映画のリメイクparody作品だった

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評価
★★★★★
投稿日
2019-10-05

そして,ドキュメンタリー映画〈米軍に最も嫌われた男その名はカメジロウ〉 を観てると気に入らない者は,誰でもアカ呼ばわりする反共風土がアメリカ合衆国に在ったと云う点で,本篇でのマッカーシー旋風のHollywood映画人へのブラックリスト,「赤狩り」と米国占領軍の其れが実に共通している事が分かるんだ

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評価
★★★★★
投稿日
2018-12-27

「銀河ヒッハイク・ガイド」等の異色のSFコメデイを放つジェイ・ローチ監督と喜劇役者もこなす多才なブライアン・クランストンの何とまあ見事で絶妙なcombinationも本編の最大の見処何だよ!ラストspeechで「…誰もが被害者なのだから」と言って犯人探しを敢えてしない寛容さ,優しさも徹底してハリウッドに苛められて来たシナリオ・ライターの人生の勝利と誇りを物語ってる。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-12-13

そして映画「トスカーナの休日」「ボンジュール、アン」に続けて、本編を観るとトランボ役の妻ダイアン・レインや長女役のエル・ファニング等一際輝いて見えて来る。脚本家仲間や家族の支えが在ってこそ、無意味なブラックリストを跳ね退ける事が出来たんだー。映画にトランボシ名、ナリオライターの実名が只creditされると言う当然の事が許され無い異常を変えて行く嫌われ者は実は最も愛すべき人物だったのだ!

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-08-23

本編には鷹派のジョン・ウエインや寝返って仕舞ったA.G.ロビンソンと言う大スター役も出て来る、その上Hollywood10追及の反共の評論家役のヘレン・ミレンも登場する…、こういう謂わば悪役の傍も見事何だが、ダルトン・トランボを支えた家族、妻役のダイアン・レイン、娘役のエル・ファニング等も素晴らしかったんだ!

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-08-19

矢張りカーク・ダグラス主演の史劇映画「スパルタカス」とオットー・プレミンジャー監督作品「栄光への脱出」のシナリオ依頼のバッテイングするエピソードから、名誉回復する迄のクライマックスが、とてもスリリング…。家族を捲き込む多くの試練さえも自身の脚本にちゃんと盛り込まれて活かされて行く旺盛な作家魂には頭が下がって仕舞うんだ!

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-08-14

映画「黒い牡牛」は牛と少年の友情の物語だが、本編ではトランボがアカデミー賞に輝く感動のシーンが在った!実名での受章では無いものの、当時のマッカーシー旋風の赤狩りがどんなに映画表現を制約しようとも、作家の精神の自由迄も抑える事が出来ない象徴的で感動的な場面だった…。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-08-01

※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]

そして本編ラストシーンには国民同志が啀み合い傷つけ合った被害者としてもうこんな時代が来ない様に過去を振り返って癒そうではないか…云々と語る脚本賞受賞スピーチが何とも泪を誘う。エンドロールには実際のトランボ自身の当時のテレビ・インタビューが一部流されたー。父の仕事を三才の時から口外出来ない娘の気持ちを思い遣りオスカーは先ず彼女に捧げたいと想うと言う発言も素晴らしいんだ。ジェイ・ローチ監督が本編主演にした何処かユーモラスで哀愁を帯びたブライアン・クランストンの白眉の演技力も見事で。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-03-14

更にNHKTVの朝ドラ〈わろてんか〉を視ていると1939年に映画法が制定され映画内容への軍部の検閲が厳しさを増す事態が出て来た。お笑い稼業や新たな映画進出を計っている時だけに検閲を掻い潜るシナリオ創りが始まった…。本ダルトン・トランボ氏も脚本家や監督として発表の名前変更や作風に工夫を凝らして、一貫したアンチ・マッカーシー旋風の立場で多くの賞に輝く作品を放つ。其れは、恰かも不死身のスパルタカスの如しだ!

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-12-19

そして不屈の男トランボ氏が監督した映画〈ジョニーは戦場に行った〉は、ベットの上で一人横たわる、白い包帯でぐるぐる巻きにされた肉片の塊と化した兵士ジョニーの変わり果てた姿で見る、天使の様な幸福な愛の想い出と戦場の悪夢とがとぎれとぎれに交錯する映像だったんだ!丁度シナリオライターが1台のタイプライターで物語を紡ぐ様に1患者の脳内や瞼のスクリーンに点滅する記憶自体の叫びの如き表出がテーマ何だ。平和の鐘が鳴り響いてね✨

P.N.「PineWood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-05-02

デヴィット・ミラー監督、バートランカスターが出ているJFK ものの映画<ダラスの熱い日>もダルタン・トランボのシナリオ…。元CIA やタカ派政治家が暗殺計画を企て周到に実験を繰り返して、ハンターが獲物を仕留める如く(悲劇の王)を創出するプロセスが巧妙に描かれた…。フレッド・ジンネマン監督作品見たいにジリジリしたサスペンスフルなミステリーとなった!悪の論理或いは視座を正義漢のトランボが取り入れてシナリオにした点が新鮮…。

P.N.「PineWood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-03-28

マッカーシー旋風吹き荒れるハリウッドで赤狩り時代の圧政に対抗した映画にウオレン・ビューテイ監督の<真実の瞬間>や最近では<マジェステッイク>が挙げられる…。後者はアメリカ合衆国憲法を読み上げるラストシーンが感動的だ♪
本編はスター・チャンネルでトランボ関連作品と併せて観るとその気骨がわかる。スタンリー・キューブリック監督の<スパルタカス>もその一本!!

P.N.「PineWood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2016-12-16

ロードショーで見逃していたが友人の薦めもあってスター・チャンネル特集でトランボのドキュメンタリー映画と合わせて過去の名作の一部と共に観ました。赤狩りを跳ね退ける不屈の精神が伝わって来ます…。親友が映画史上のベストワンに挙げた(ローマの休日)の真意が読み取れた!!嘗て観た(真実の瞬間)という名作も頭を過った。

P.N.「ポン」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2016-09-30

あまりの面白さに2回観賞しました。
9月末。現時点でこの作品が私の2016年外国映画No.1である。本当に面白かった! 映画ファンとして最高にシビれた!
赤狩り時代のハリウッド裏話。実際の映像を上手に使ってよくぞ描いてくれた。アッパレ! ★10個あげてもいい。
願わくば、大スクリーン使って70ミリ版『スパルタカス』を観賞してみたい!

最終更新日:2024-11-22 02:00:10

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