P.N.「pinewood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2020-05-17
テイム・ロスが青髭役の史実のドラマがサマンサ・モートンと共演した〈リリントン・プレイス、エヴァンズ事件〉だった。死刑制度廃止に繋がった事件を画くmystery。何処かC・チャップリンの名篇「殺人狂時代」に通じる要素も感じられる作品
あるしゅうえん
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テイム・ロスが青髭役の史実のドラマがサマンサ・モートンと共演した〈リリントン・プレイス、エヴァンズ事件〉だった。死刑制度廃止に繋がった事件を画くmystery。何処かC・チャップリンの名篇「殺人狂時代」に通じる要素も感じられる作品
邦画でも納棺師をモックン事・本木が演じた秀作があったけれども本編のテイム・ロスの介護振りも実に見事だった!脚本は当初女性を主役に書かれていたと言うから、もしそうなって いたらどんな展開に為ったか興味が湧いた…。ポーカー・フェイスで仕事に忠実でいで、其れでいて謎めいているロスの換わりにどんなヒロインが考えられたのか?パトリス・ルコント監督の〈髪結いの亭主〉見たいだったりして…。
力強い一本でしたね。
ティム・ロスって本当に上手い役者だなあ…と再確認した作品である。
ただあのラストは―。あんな終わり方しかなかったのか。あれは彼自身のつぐないなのか・・・。
音楽の流れないエンドクレジットが心を締め付ける。