太陽のめざめ 作品情報
たいようのめざめ
家庭裁判所で子供を救う少年担当の判事フローランス(カトリーヌ・ドヌーヴ)は、若い母親(サラ・フォレスティエ)に置き去りにされた6 歳の少年マロニーを保護。それから10年後、マロニーが非行を繰り返し裁判所に呼び出され、フローランスは彼と再会する。マロニーは反抗的な態度を見せる一方、母親の責任が問われると必死にかばおうとした。実父を早くに亡くし継父に見捨てられた彼にとって、自分勝手でも母は大切な家族だった。フローランスは温情を見せるが、マロニーはすぐに強奪事件を起こし審問が開かれる。検事は少年院送りを主張。それでも判事はより自由に過ごせる更生施設にマロニーを行かせる。新しい教育係には、彼と似た境遇から更生したヤン(ブノワ・マジメル)が就いた。山のふもとの更生施設で、指導員たちの根気強い教育やヤンの励ましにより、少しずつ変わっていくマロニー。しかし再入学の面接で面接官の否定的な言動にキレてしまう。やけになり向かったクラブで、マロニーは指導員の娘テス(ディアーヌ・ルーセル)と出会い、不器用な恋に落ちる。
「太陽のめざめ」の解説
カンヌ受賞女優でもあるエマニュエル・ベルコ監督がカトリーヌ・ドヌーヴを主演に描く人間ドラマ。家裁判事フローランスは非行を繰り返す少年マロニーが新たな人生を見つけられるよう、彼と似た境遇を辿りながら更生したヤンを教育係につけ、手を差し伸べる。ベルコ監督にスカウトされたロッド・パラドが心に傷を負ったマロリー役で映画初出演。「ピアニスト」のブノワ・マジメルがマロリーを支える教育係を演じ、第41回セザール賞助演男優賞を受賞した。第68回カンヌ国際映画祭オープニング作品。劇場公開に先駆け、フランス映画祭2016にて上映された(上映日:2016年6月24日)。
女優でもあるエマニュエル・ベルコの監督作で、カトリーヌ・ドヌーヴを主演に迎えて描く人間ドラマ。非行を繰り返す少年マロリーが新たな人生を見つけられるよう、家裁判事フローランスは彼と似た境遇を辿りながら更生したヤンを教育係につけ、手を差し伸べる。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2016年8月6日 |
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キャスト |
監督:エマニュエル・ベルコ
出演:カトリーヌ・ドヌーブ ロッド・パラド ブノワ・マジメル サラ・フォレスティエ ディアーヌ・ルーセル アン・スアレ |
配給 | アルバトロス・フィルム セテラ・インターナショナル 協力:ユニフランス・フィルムズ |
制作国 | フランス(2015) |
年齢制限 | R-15 |
上映時間 | 119分 |
(C)2015 LES FILMS DU KIOSQUE - FRANCE 2 CINEMA - WILD BUNCH - RHONE ALPES CINEMA – PICTANOVO
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ユーザーレビュー
総合評価:3点★★★☆☆、1件の投稿があります。
P.N.「ポン」さんからの投稿
- 評価
- ★★★☆☆
- 投稿日
- 2016-10-30
佳作だったと思います。でもねえ…シェルブールの港町にある傘屋で店番をしながら、近くの自動車修理工の男と恋をしていたあの美しき娘ジュヌヴィエーヴは、婆さん判事に職を変えていました(笑)。歳は取ったが貫録十分の演技を見せてくれましたね。さすが大物!