P.N.「pinewood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2023-11-10
ダニー・コーエンの撮影はモチーフの画家の絵画の如き秀逸な構図,そして生き生きしたportraitでも在って魅せられたんだね
りりーのすべて
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ダニー・コーエンの撮影はモチーフの画家の絵画の如き秀逸な構図,そして生き生きしたportraitでも在って魅せられたんだね
🤱本篇でも出て来るようなゲルダの描いたアールデコ調のportraitやイラストレーションもなかなか魅せる
スター・チャンネル吹替版で再見して見ると何とも哀しいラストシーン
トム・フーパー監督&エデイ・レッドメイン主演の本篇,ナイーブだが真の強い彼の役処が光って居た…。其の性格は既に同じコンビネーションでのミュージカル映画「レ・ミゼラブル」でも発揮されてたんだねぇ🎵
エディ レッドメインを観ようと
思った映画で
アリシア ヴィキャンデルを
観てました。
原題をみると なるほどなあと。
2人の 女性の 果敢なエポックなんだ。
スウエーデン映画「ピュア、純潔」こそが、本アリシア・ヴィキャンデル嬢の長編デビュー作にしてスウエーデンのアカデミー賞に当たる主演女優賞に輝いた傑作映画だった…。冒頭の素顔のヒロインの接写がラストで浮かべる美しい微笑みに変容するプロセスをシンプルに残酷な迄に描き出したー。恰かもロベルト・ブレッソン監督作品を想わせる即物的なタッチが一際鮮やかで!
久方振りにスター・チャンネルの吹き替え版で本編を観た…。エデイ・レッドメイン君の女装を見ていて、歌舞伎役者の女形の所作が本物の女性以上に艶っぽいのを想い浮かべていたー。本編にも風景油絵画家の彼が涙ぐましい迄に女の所作を繰り返し真似て習得するシーンがある。まあ、其れにしても本編で愛嬌が在ってホッとさせられる存在に愛犬が有ったワン🐕
本アリシア・ヴィキャンデル嬢が初々しいながらも、リアルな接写で迫って来るのが本邦未公開の映画〈ピュア 純潔〉何だ!何処か松本清張作品見たいな底辺の女を描いた作風も感じられる…。今の様にエレガンスな容姿に為る前の、ファム・ファタールのアリシアの魅力だろうね🎵クラシックの音も堪能出来るかも🎶💃
そしてエデイ・レッドメインは本編で白い肌の女を生き、小麦色の肌の男の子の様なアリシア・ヴィキャンデル嬢演じる画家ゲルダと対照的何だね!美と謂えばダンデイな紳士を意味した世紀末から美は女性美のモダニズムな装飾美に移って行く…。その辺りの美の価値観の変化を上手く描いて居るんだ🎵
何と言っても妻のアリシア・ヴィキャンデル嬢が難しい役処をとても魅力的に恰も姉見たいに温かく時に嫉妬しながら演じていたんだね!本編を観ていて油絵を描いていた時、講師のアドバイスに「女を本当に描きたかったら其の恰好をしろ」と在ったのを想い出した…。流石にスカートは履かなかったがー。画家・竹久夢二の美人画の創作秘話に白粉の研究が在ったことも連想されたんだ。モデルが画家に乗り移る、いや逆なのかも知れないけどね🙆
女性にしか見えなかった!
映画自体素晴らしかった
レッドメインは一作でるごとに、キャリアを躍進させていく。微妙で繊細な表情の変化が、すべて伏線になっている。
ラストの展開だけは疑問。テロップの結論に持っていきたいなら、術後の流れは完全実話ベースのほうが良かったと思う。後に習おうとする人達のためにも。