タレンタイム 優しい歌 作品情報

たれんたいむやさしいうた

タレンタイム 優しい歌のイメージ画像1

ある高校で、音楽コンクール“タレンタイム”が開催される。ピアノの上手な女子学生ムルーは、耳の聞こえないマヘシュと恋に落ちる。二胡を演奏する優等生カーホウは、成績優秀で歌もギターも上手な転入生のハフィズに成績トップの座を奪われ、わだかまりを感じている。そして、マヘシュの叔父の身に降りかかる悲劇。ムルーとの交際に強く反対するマヘシュの母。闘病を続けるハフィズの母……。マレー系、インド系、中国系……。民族や宗教の違いによる葛藤を抱えながら、彼らはいよいよコンクール当日を迎える……。

「タレンタイム 優しい歌」の解説

2009年に亡くなったマレーシアの女性監督ヤスミン・アフマドの遺作を、製作から8年を経て劇場公開。ピアノの上手な女子学生、二胡を演奏する優等生など高校生たちが、宗教や民族の違いによる葛藤を抱えながら、音楽コンクール“タレンタイム”を目指す。ドビュッシーの『月の光』、バッハの『ゴールドベルク変奏曲』などのクラシックに加え、マレーシアの人気アーティスト、ピート・テオが作曲したオリジナル曲など、多彩な音楽が物語を彩る。

51歳で亡くなったマレーシアの女性監督ヤスミン・アフマドの長篇映画としての遺作が、製作から8年経ち初公開。ある高校で音楽コンクール“タレンタイム”が開催される。民族や宗教が違い、それぞれ異なる葛藤を抱えながら、生徒たちはコンクール当日を迎える。

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公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2017年3月25日
キャスト 監督ヤスミン・アフマド
出演パメラ・チョン マヘシュ・ジュガル・キショール モハマド・シャフィー・ナスウィ ハワード・ホン・カーホウ
配給 ムヴィオラ
制作国 マレーシア(2009)
上映時間 120分
公式サイト http://www.moviola.jp/talentime/

(C) Primeworks Studios Sdn Bhd

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予告編動画

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ユーザーレビュー

総合評価:5点★★★★★、4件の投稿があります。

P.N.「こうもと」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2020-01-29

ミスコミュニケーションという言葉がある。コミュニケーションの行き違い、伝達の誤り、誤解を意味する。しかし俺は思う。行き違いが無い会話、完璧な伝達、心からの理解、そんなのあるか?そもそもコミュニケーションはすべて、ミスコミュニケーションじゃないだろうか。人と人は違う。話せば伝わるなんて思い込みだ。傲慢だ。利己主義だ。この映画には伝わるという思い込みがない。傲慢さがない。登場人物すべてが利他的で、愛おしい。伝わらないということを誰よりも知っていて、それでも伝えたいともがく君を、俺は抱きしめたいと思った。

最終更新日:2024-10-20 02:00:08

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