P.N.「pinewood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2018-07-19
少し前に東京ステーションギャラリーで竹久夢二と出版と言う企画展示が在って、装画やデザイナーとしての夢二に脚光が充てられていた…。自伝に付けた装画の世界と本編での書画の様なスタイルは何処と無く共通するのだろう。若し、活弁付きのモノクロームで活動写真見たいなスタイルで挑んでいたら、フランス映画「アーチスト」の如き作風にも為ったのかも知れないがー。
ゆめじあいのとばしり
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少し前に東京ステーションギャラリーで竹久夢二と出版と言う企画展示が在って、装画やデザイナーとしての夢二に脚光が充てられていた…。自伝に付けた装画の世界と本編での書画の様なスタイルは何処と無く共通するのだろう。若し、活弁付きのモノクロームで活動写真見たいなスタイルで挑んでいたら、フランス映画「アーチスト」の如き作風にも為ったのかも知れないがー。
詩人で画家の竹久夢二の求める理想の美への限り無いアプローチとパッション。夢二等が体験したであろう活動写真・無声映画特有の時代懸かった、そしてややオーバーな立ち居振る舞いも本編の特色見たいー。耽美的な世界とユーモアと不治の病、薄幸な美人、自由な二人の愛の新世界を待ち望む「宵待草」の其の哀しい調べと歓喜の歌声よ🎵👘☘️
今も惹き付けて止まない竹久夢二の絵画デザイナー、アーチストとしての人間的な孤高の世界観を見詰めた作品…。だから絵の様に美しくトキメク万華鏡のロマンが感じられる🎵鈴木清順監督のジュリー版とは又一味違った映像でね!