レインツリーの国 作品情報
れいんつりーのくに
東京で食品会社の営業として働く向坂伸行(玉森裕太)は、大阪の実家で部屋を片付けていた時、高校時代に愛読していた小説『フェアリーゲーム』の下巻がないことに気付く。その結末を思い出そうと、ネット検索して辿り着いたのは“レインツリーの国”という名のブログ。その管理人は、都内在住のひとみ(西内まりや)という女性だった。『フェアリーゲーム』に対するひとみの感想に親近感を覚えた伸行は、思い切ってメールを送信。これをきっかけにメールを通じた2人の交流が始まり、やがて伸行はひとみに“会いたい”と告げる。だが、ひとみは頑なにこれを拒否。実は彼女には、伸行に言えない秘密があった。高校生の時に感音性難聴を患って以来、自分の殻に閉じこもってきたのだ。それでも、伸行の熱心な誘いに負けたひとみは、遂に会うことを決意。互いに緊張しながらの初デートは、伸行にちぐはぐな印象を与えつつも順調に進む。ところが、エレベーターに乗った際、重量オーバーのブザーに気付かないひとみに苛立ち、伸行は思わず怒りをぶつけてしまう。“ごめんなさい”と頭を下げて走り去るひとみ。この時、初めて伸行は彼女の難聴を知るのだった。その夜、ひとみに謝罪のメールを送った伸行は“リベンジデート”を提案。再デートは、初めこそいい雰囲気だったものの、あることがきっかけで大ゲンカに。伸行も深く傷つくが、ひとみに対する想いは変わらなかった。一方、ひとみはある日、伸行に会いたくなって職場の前まで足を運ぶが、同僚のミサコ(森カンナ)と一緒にいる姿を目撃して、そのまま帰宅。再び心を閉ざし、ブログを休止してしまう。そんなひとみに、伸行はあるメッセージを送る。果たして、伸行の想いはひとみの固い殻を破ることができるのか?傷つき迷う2人が本当の意味で障害を乗り越えた時、現実の世界に“レインツリーの国=ときめきの国”を見つけられるのだろうか……?
「レインツリーの国」の解説
人気作家、有川浩の同名小説を「ごくせん THE MOVIE」の玉森裕太と、これが映画初出演となる西内まりや(『ホテルコンシェルジュ』)の主演で映画化したラブストーリー。ある秘密を抱えて、自分の殻に閉じこもった女性と、彼女に想いを寄せる青年の恋の行方を描く。監督は「県庁おもてなし課」の三宅喜重。
「阪急電車 片道15分の奇跡」「県庁おもてなし課」に続き、有川浩原作を三宅喜重が映画化。ブログをきっかけに、管理人のひとみとメールを通じて親しくなった伸行。やがて直接会いたいと思うようになるが、秘密を持つひとみは頑なに拒否をする。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2015年11月21日 |
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キャスト |
監督:三宅喜重
原作:有川浩 出演:玉森裕太 西内まりや 森カンナ 阿部丈二 山崎樹範 矢島健一 麻生祐未 大杉漣 高畑淳子 |
配給 | ショウゲート |
制作国 | 日本(2015) |
上映時間 | 108分 |
(C)2015 「レインツリーの国」製作委員会
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ユーザーレビュー
総合評価:4.69点★★★★☆、17件の投稿があります。
P.N.「ハルカ」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2015-12-28
初デートのワクワク感のメール、待ち合わせ場所良かった。神社での気分転換と可愛い絵馬の願い事。彼女の洋服選びがカワイーイ良いセンス。最後があのシーンで良かった。キスマイの曲が流れて友人達も泣いてました。上映回数は少なくなったけどお正月期間に友人達とまた行こうと話して別れました。玉森君演技が上手くなったね。