“記憶”と生きる 作品情報
きおくといきる
<第一部 分かち合いの家>元慰安婦たちが肩を寄せ合って暮らす韓国の“ナヌム(=分かち合い)の家”で暮らすハルモニたち。過去を忘れるための酒が手放せずに荒む女性、息子に過去を知られ、悩み苦しんだ女性、戦後、結婚もできず孤独に生きてきた女性……。彼女たちの日常生活とともに、慰安婦の記憶や戦後の波乱の半生を語る5人の声を丹念に記録した。<第二部 姜徳景(=カン・ドッキョン)>ナヌムの家の住人で最年少の姜徳景は、“女子挺身隊”として日本に渡るが、脱走したため慰安婦にされる。望まない子を宿し、戦後帰国した彼女の波乱の半生。その体験と心情を絵で表現した。やがて肺がん末期と宣告された彼女が、死を迎えるまでの2年間の記録。
「“記憶”と生きる」の解説
太平洋戦争当時、“慰安婦”にされた朝鮮人女性たちの消せない記憶を記録したドキュメンタリー。5人の元慰安婦たちの声を集めた「第一部 分かち合いの家」と1人の元慰安婦の晩年に密着した「第二部 姜徳景」の2部構成。監督は「”私”を生きる」、「飯舘村 放射能と帰村」など数々のドキュメンタリーを手掛けてきた土井敏邦。
ジャーナリストの土井敏邦が元従軍慰安婦の女性たちが暮らす韓国の“ナヌム(分かち合い)の家”で1994年から2年間にわたり6名の住人の生活と声を記録したドキュメンタリー。彼女たちが消せない過去の記憶と葛藤する姿をありのままに映す。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2015年7月4日 |
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キャスト |
監督:土井敏邦
出演:金順徳 李容女 朴玉蓮 孫判任 朴頭理 姜徳景 |
配給 | きろくびと |
制作国 | 日本(2015) |
上映時間 | 215分 |
(C) 安世鴻
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