西という希望の地 作品情報

にしというきぼうのち

1960年代、東ドイツに暮らすネリーはロシア人ワシリーとのあいだに息子アレクセイをもうけていた。ワシリーの突然の死から3年、ネリーは西側の男性との偽装結婚によって出国許可を得る。母子を待っていたのは、西ベルリンの緊急受け入れ収容所での生活だった。ネリーは連日米国情報機関の尋問を受けるのだが、彼らの関心はワシリーにあった。かつてシュタージのために働いていた彼は今は西側に寝返り、匿名で暮らしているというのだ。ネリーは西側で自由になるどころか、新たに監視下に置かれていることに気づく。収容所で親切にしてくれるハンスも、シュタージのスパイではないかと疑う。

「西という希望の地」の解説

ユーリア・フランクの実体験に基づいた小説 „Lagerfeuer“を、東ドイツ出身のクリスティアン・シュヴォホーが監督した社会派ドラマ。東京ドイツ文化センター が主催したドイツ映画特集2014として映画祭上映した。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2014年11月21日
キャスト 監督クリスティアン・シュヴォホー
原作ユリア・フランク
出演ヨルディス・トリーベル アレクサンダー・シェーア トリスタン・ゲーベル ジャッキー・イド
制作国 ドイツ(2013)
上映時間 102分

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最終更新日:2022-07-26 11:03:25

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