進撃の巨人 ATTACK ON TITAN 作品情報
しんげきのきょじんあたっくおんたいたん
突如出現した巨人たちに人類の大半が捕食され、文明は崩壊。生き残った者たちは巨人たちに侵攻されないよう巨大な壁を三重に築き、その内側で暮らしはじめた。それから100年以上経ち惨劇の記憶が薄れていく中、壁の外の世界に憧れるエレン(三浦春馬)は安穏と暮らす人々に苛立ちを募らせていた。しかしある日突然想定外の超大型巨人により壁が崩され、侵攻してきた巨人たちに人々は次々に食べられていく。2年後、人類はより内部への撤退を余儀なくされていた。対巨人兵器、立体機動装置によって武装した調査団が結成され、エレンらは外壁を修復する決死の作戦に赴く。その途中、巨人の襲撃にあい、仲間のアルミン(本郷奏多)をかばったエレンは飲み込まれてしまうが……。
「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」の解説
2009年に『別冊少年マガジン』にて連載開始、第35回講談社漫画賞少年部門に輝き世界的に人気が広まった諫山創のダーク・ファンタジーコミックを、平成ガメラシリーズなどの特撮監督を経て「日本沈没」を手がけた樋口真嗣監督により映画化。荒廃した世界を舞台に、人間を捕食する巨人から人類を守るための決死の戦いを描く2部作の前篇。「GANTZ」の渡辺雄介とともに映画評論家の町山智浩が脚本を担当。防護壁の外の世界に憧れる主人公を「東京公園」の三浦春馬が演じるほか、「ラブ&ピース」の長谷川博己、「ノルウェイの森」の水原希子らが出演している。後篇「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド」に続く。
巨人と人類との死闘を描く諫山創の大人気コミックを実写映画化する2部作の前篇。人類の大半を捕食した巨人の攻撃による文明の崩壊以来、生き残った少数の人々は三重に築いた巨大な壁の中で生活してきた。だがついに、巨人がその壁を破壊する。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2015年8月1日 |
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キャスト |
監督:樋口真嗣
原作:諫山創 出演:三浦春馬 長谷川博己 水原希子 本郷奏多 三浦貴大 桜庭ななみ 松尾諭 渡部秀 水崎綾女 武田梨奈 石原さとみ ピエール瀧 國村隼 |
配給 | 東宝 |
制作国 | 日本(2015) |
年齢制限 | PG-12 |
上映時間 | 98分 |
(C)2015映画「進撃の巨人」製作委員会(C)諫山創/講談社
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「進撃の巨人」原作を読む
ユーザーレビュー
総合評価:3.24点★★★☆☆、21件の投稿があります。
P.N.「A」さんからの投稿
- 評価
- ★★★☆☆
- 投稿日
- 2021-02-21
原作が終了していない時点で、原作の今後の自由度を増すために、映画独自の展開で完結する勇気にエールを贈りたい。
実写化で原作を忠実に再現する面白さもあるけれど、アナザーストーリー的に映画がつくられるのも多くの人気アニメ、漫画の宿命というか、それだけ原作に魅力がある証しとも思う。巨人の再現度は凄かったと思うんだけど、それでは足りないのかなぁ。グロい描写が苦手だったので漫画、映画ともに避けてきましたが、原作が終わりをむかえることになった今、やっと漫画と映画をみてみました。
俳優さんたちは与えられた設定の中で、見えない巨人達を相手に魅せてくれたと思うんだけどな。シキシマ隊長が謎めいた部分を一手に引き受けてしまったことで、エレンやミカサの謎や深みが薄まってしまったのは残念ですが…
原作をさらっと読んだだけなので、映画は映画として楽しめました。