エレファント・ソング(2014) 作品情報
えれふぁんとそんぐ
マイケル(グザヴィエ・ドラン)は美しい青年だった。14歳の時、オペラ歌手である母が目の前で自殺し、それから現在まで精神病院に入院している。病院で一番の問題児とされている彼は、ゾウにまつわるあらゆることに異常なまでの執着を示した。ある日、担当医のローレンスが失踪。手がかりを知るのはマイケルだけ。彼のことをよく知る看護師長ピーターソン(キャサリン・キーナー)は“マイケルは茶化すだけで真実を話さない”と助言するが、院長のグリーン(ブルース・グリーンウッド)は事情聴取を試みる。すると、話をする代わりに、と彼は条件を提示してきた。それは、“1.僕のカルテを読まないこと。”、“2.ご褒美にチョコレートをくれることを約束すること。”、“3.看護師長をこの件から外すこと。”グリーンはその条件を承諾するが、マイケルはゾウやオペラについての無駄話で話をそらすばかり。“母を殺した”、“ローレンス医師から性的虐待を受けていた”など、嘘か本当かわからないようなことを仄めかす。いつしかグリーンは、マイケルの巧妙な罠に取り込まれてゆくが……。
「エレファント・ソング(2014)」の解説
監督作「Mommy/マミー」がカンヌ国際映画祭審査員賞を受賞するなど、映画監督・俳優として注目を集めるグザヴィエ・ドランが主演したドラマ。精神病院で起きた医師の失踪事件を巡り、入院患者の青年と病院長が緊迫した心理戦を繰り広げる。共演は「スター・トレック イントゥ・ダークネス」のブルース・グリーンウッド。
「Mommy/マミー」などの監督作で注目されるグザヴィエ・ドラン主演のサイコサスペンス。グリーンが院長を務める精神病院で、ひとりの医者が突如失踪する。グリーンは手がかりを知っているという青年マイケルから事情を聞こうとするが……。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2015年6月6日 |
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キャスト |
監督:シャルル・ビナメ
原作:ニコラス・ビヨン 出演:グザヴィエ・ドラン ブルース・グリーンウッド キャサリン・キーナー キャリー=アン・モス コルム・フィオール |
配給 | アップリンク |
制作国 | カナダ(2014) |
上映時間 | 100分 |
(C) Sébastien Raymond
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