ただひとりの父親 作品情報
ただひとりのちちおや
カルロ(ルカ・アルジェンテーロ)は30歳になる真面目な皮膚科医。勝手なことを言う患者をなだめ、時には手術に失敗した同僚をフォローするなど、慌ただしい毎日。その一方で、両親や友人たちの助けを借りながら、10ヶ月になる娘のソフィアを育てていた。時折、思い出すのは、亡き妻メリッサ(クラウディア・バンドルフィ)の事。メリッサとは、葛藤を繰り返しながらも一緒に暮らしていたが、離婚を決意しかけた時期に、娘ソフィアを身籠っていることが判明。ところが、彼女は出産時に命を落としてしまったのだ。カルロの脳裏に蘇るメリッサとの喧嘩の数々。そんなある日、ソフィアの面倒を見てくれていたカルロの両親がヴァカンスへ。1人で娘の世話をすることになったカルロは悪戦苦闘。やがて、ジョギング中にフランス人女性カミーユ(ディアーヌ・フレーリ)と知り合い、育児を助けてもらうようになる。彼女との距離が縮まるにつれ、カルロは失われていた感情を取り戻してゆくが……。
「ただひとりの父親」の解説
10ヶ月の娘を持つシングルファーザーを主人公に、心に傷を負った人間が再生してゆく姿を通じて、愛情の尊さを描いたドラマ。出演は「今ドキ女子の恋愛ショコラティエ」のルカ・アルジェンテーロ、「ニーナ ローマの夏休み」のディアーヌ・フレーリ。監督は「La donna della mia vita」のルカ・ルチーニ。
本作が日本で劇場初公開作品となるルカ・ルチーニの人間ドラマ。シングルファーザーの皮膚科医・カルロはいつもは育児を手伝ってくれるはずの両親や友人がヴァカンスに出かけている間、幼い娘の世話に苦戦。そんな中、ひとりのフランス人女性と出会う。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2015年6月27日 |
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キャスト |
監督:ルカ・ルチーニ
原作:ニック・アール 出演:ルカ・アルジェンテーロ ディアーヌ・フレーリ ファビオ・トロイアーノ アンナ・フォリュッタ サラ・ダマリオ アレッサンドロ・サンパオリ クラウディア・バンドルフィ ジャンニ・ピッサカ エリザベッタ・デ・パーロ |
配給 | パンドラ |
制作国 | イタリア(2008) |
上映時間 | 93分 |
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