奇跡のひと マリーとマルグリット 作品情報
きせきのひとまりーとまるぐりっと
19世紀末、フランス・ポアティエ。聾・盲の少女たちを受け入れてきたラルネイ聖母学院に、ひとりの少女マリー(アリアーナ・リヴォアール)がやってくる。マリーは生まれながらに目も耳も不自由で、一切教育を受けてこなかった。修道女のマルグリット(イザベル・カレ)は、心を閉ざし野生動物のように獰猛なマリーの教育係を買って出る。それは、魂と魂がぶつかり合うような激しい戦いの日々だった。そして8ヶ月目、マリーはついに物に名前があることを理解し、次々に言葉を吸収していく。学ぶ喜びを得て見違えるような笑顔を見せるマリーに、献身的に愛を注ぎ生きる喜びを教えていくマルグリット。しかし元から身体が弱く病に冒されていたマルグリットに残された時間は、あとわずかだった。
「奇跡のひと マリーとマルグリット」の解説
19世紀末にフランスに実在した、先天的に目と耳に障がいを持つ少女マリーと、彼女に言葉をはじめ生きる喜びを教えた修道女マルグリットを描いたドラマ。監督は「ベティの小さな秘密」「デルフィーヌの場合」のジャン=ピエール・アメリス。余命いくばくもない中献身的にマリーに愛をそそいだ修道女マルグリットを「愛してる、愛してない…」「視線のエロス」のイザベル・カレが、生まれながらに三重苦を抱え野生児のようだったものの言葉を知り豊かな心を見せていくマリーを自身も聴覚にハンディキャップを抱えるアリアーナ・リヴォアールが演じる。
実話を基に、目と耳が不自由な少女と彼女の教育係を務めたシスターの交流を綴る人間ドラマ。聾啞の少女が暮らす修道院で働いている余命わずかのマルグリットは、ある日やってきた、三重苦を抱え心を閉ざすマリーに言葉の存在を伝えようと献身する。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2015年6月6日 |
---|---|
キャスト |
監督:ジャン=ピエール・アメリス
出演:イザベル・カレ アリアーナ・リヴォアール ブリジッド・カティヨン ジル・トレトン ロール・デュティユル マルティーヌ・ゴーティエ パトリシア・ルグラン ソニア・ラローズ ヴァレリー・ルルー |
配給 | スターサンズ/ドマ |
制作国 | フランス(2014) |
上映時間 | 94分 |
(C) 2014 - Escazal Films / France 3 Cinéma - Rhône-Alpes Cinéma
動画配信で映画を観よう! [PR]
ユーザーレビュー
レビューの投稿はまだありません。
「奇跡のひと マリーとマルグリット」を見た感想など、レビュー投稿を受け付けております。あなたの映画レビューをお待ちしております。