小さき声のカノン 選択する人々 作品情報
ちいさきこえのかのんせんたくするひとびと
東京電力福島原発事故から4年。事故による影響は安全である、危険であるといった議論が続く中、その影響を受けた場所で懸命に生きようとしている人々がいる。自主避難はせず、福島で家族一緒に暮らすことを選択した母親たち、そしてその支援に携わる人々の姿をカメラは追いかける。一方、ベラルーシでは、福島の事故よりも25年も前のチェルノブイリ原発事故の影響が今なお続いている。子どもたちに何が起きたのか。母親たちはどうやって子どもを守ろうとしたのか。日本と同様、不安を抱いた母親たちが大きな声に流されることなく、直感にしたがって子どもたちを守る道を模索し続けている。母親たちの小さな声が、子どもたちを守りたいという思いが、国境を越えて響き始める……。
「小さき声のカノン 選択する人々」の解説
1986年のチェルノブイリ原発事故、2011年の福島原発事故後、日本とベラルーシの母親たちが自分たちの暮らしや子どもたちの命を守ろうと模索する姿を捉えたドキュメンタリー。福島で家族一緒に暮らすことを選択した母親たちとその支援に携わる人々、事故から約30年を経てもなお事故の影響下にあるベラルーシの今を描きながら、ふたつの国で事故後に生きる人々の“希望”を映し出す。監督は「ミツバチの羽音と地球の回転」の鎌仲ひとみ。
核問題をライフワークとする鎌仲ひとみ監督が、原発事故を母親の視点で捉えるドキュメンタリー。福島に住み続けると決めた母親や、チェルノブイリ近辺の子どもを診察する小児科医らを通し、核の脅威から子を守りたい母親の声が国境を越えて共鳴する。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2015年3月7日 |
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キャスト |
監督:鎌仲ひとみ
出演:佐々木るり 佐々木道範 佐藤晴美 菅谷昭 野呂美加 |
配給 | ぶんぶんフィルムズ=環境テレビトラスト |
制作国 | 日本(2014) |
上映時間 | 119分 |
公式サイト | http://kamanaka.com/canon/ |
(C)ぶんぶんフィルムズ
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