36のシーン 作品情報

さんじゅうろくのしーん

ロケーション・スカウト(ロケーション場所を探す係)のサーイとアート・ディレクター(美術監督)のウムは同じ映画製作会社で働いていた。2年後、サーイの境遇は変わらないが、ウムは転職してもういない。ある時サーイのPCが壊れ、これまで撮りためてきたすべての写真が消失してしまう。ウムが写っている写真も同じ運命に…。

「36のシーン」の解説

400を超える大量のツイッター画像とともに女子高生の物語が進んでいく、斬新な構造の『マリー・イズ・ハッピー』(東京国際映画祭2013出品)で話題を呼んだナワポン監督の長編デビュー作。全編はタイトルの「36」が示すとおり、映画スタッフのカップルが登場するワンシーン・ワンショットの36シーンから成り立っており、そこに「記録」と「記憶」にまつわるテーマがあらわれる。緩やかなリズムと実験的な映像表現がミックスしたナワポン監督の独特の世界が、このデビュー作で早くも展開されている。2012年釜山国際映画祭ニューカレント賞受賞作。第27回東京国際映画祭上映作品。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2014年10月26日
制作国 タイ(2012)
上映時間 68分

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最終更新日:2022-07-26 11:03:26

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