コンクリートの雲 作品情報
こんくりーとのくも
1997年のアジア金融危機の最中、ニューヨークの金融業界で働くマットのもとに、バンコクに住む父親が自殺したとの知らせが届く。葬儀のために帰郷したマットは高校時代の女友達サーイを探し出そうとする。一方、弟のニックはガールフレンドのプーペーと安アパートで同棲している。経済状況が逼迫するなか、2組のカップルも不安定になっていく…。
「コンクリートの雲」の解説
自身の体験が反映されているという本作で監督デビューを飾ったリー・チャータメーティクンは、アピチャッポン・ウィーラセタクンの『ブンミおじさんの森』(10)やアーティット・アッサラットの『ワンダフル・タウン』(TIFF08出品)の名編集技師として知られている。リーはバンコク郊外に自らスタジオを開設し、エドモンド・ヨウ、杉野希妃、藤原敏史といったアジアの若手作家たちの作品の編集も手掛けており、タイ映画界の枠を越えた活動を展開している。本作には盟友アピチャッポンや女優シルヴィア・チャンもプロデューサーとして名を連ねている。第27回東京国際映画祭上映作品。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2014年10月24日 |
---|---|
制作国 | タイ,香港,中国(2013) |
上映時間 | 99分 |
ユーザーレビュー
レビューの投稿はまだありません。
「コンクリートの雲」を見た感想など、レビュー投稿を受け付けております。あなたの映画レビューをお待ちしております。