オプーのうた~『大地のうた』その後 作品情報
おぷーのうただいちのうたそのご
1955年に製作され、インド映画が世界に認知される契機となった1本の映画、それはサタジット・レイ監督(1921~92)のデビュー作『大地のうた』である。ベンガル地方の村に住む貧しい一家を描き、主人公の少年オプーの成長にそった続編の『大河のうた』(56)、『大樹のうた』(58)も作られ、総称して<オプー3部作>と呼ばれている名作だが、実はオプーを演じた子役シュビル・バナージが『大地のうた』ののちに銀幕から消え去ったことは意外と知られていない。本作は、世界的な賞賛を得ながら映画界を去っていった名子役の、その後の波乱に満ちた半生を描いた実話ドラマである。現在と過去、すなわち再現ドラマと<オプー3部作>の断片が交互に登場し、インド映画の歴史と個人の人生が並行して描かれていく。多数のレイ作品が公開されてきた日本の観客にとって見逃せないインド映画の知られざる裏面史。
「オプーのうた~『大地のうた』その後」の解説
第27回東京国際映画祭上映作品。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2014年10月28日 |
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制作国 | インド(2013) |
上映時間 | 97分 |
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