わかってもらえない 作品情報
わかってもらえない
芸術家の両親に翻弄される少女のポートレートであることから、映画監督と女優を両親にもつアーシア・アルジェント監督の自伝的内容であると想像しがちであるが、自分の体験からインスパイアされたことはあるとしても、自伝的ではないと本人は語っている。「子供時代に、他人から、そして特に親から理解されていないと感じたことがない子供などいるだろうか? 自分もそう感じていた」という、その感情をそのままいかしたのが本作である。80年代のルックを巧みに再現し、多感で孤独な少女の物語を、ステレオタイプの展開を避けながら爽やかな後味を残す出来栄えに仕上げた、アーシアの監督としての力量が証明された秀作。第27回東京国際映画祭上映作品。
「わかってもらえない」の解説
9歳の少女アリアは、ピアニストの母と俳優の父を持ち、3人姉妹の次女。激しいケンカが絶えない両親はついに離婚。長女は父親、三女は母親に付くが、次女のアリアはどっち付かずの存在となり、バッグと黒猫を抱え、母と父のもとを往復するはめになる。「第27回東京国際映画祭」にて上映。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2014年10月29日 |
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キャスト |
監督:アーシア・アルジェント
出演:シャルロット・ゲンズブール ジュリア・サレルノ ガブリエル・ガルコ カロリーナ・ポッチョーニ アンナ・ルー・カストルディ |
制作国 | イタリア,フランス(2014) |
上映時間 | 103分 |
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