フラワーズ 作品情報
ふらわーず
人妻であるアネのところに、差出人不明の花束が毎週届くようになる。アネは心当たりがないが、夫は疑念を持つ。アネが勤務する建設現場では、大型クレーンの上からベニャトが地上を双眼鏡で観察している。ベニャトの妻ルルデスは、義母のテレから子供ができないことで嫌味を言われ続けて、我慢の限界に達している。花束を巡る謎を軸に、アネとルルデスとテレの3人の女性の物語が交差していく。
「フラワーズ」の解説
ヒッチコックとケシェロフスキの中間を狙おうとしたと監督たちが言うように、アート系の雰囲気のなかにサスペンスを含んだ物語が二転三転の展開を見せ、やがて感動的なエンディングへと結実していく。伏線の張り方も実に巧みであり、ストーリーテリングの妙をたっぷりと味わせてくれる、極めて秀逸な脚本を持つヒューマンドラマである。長編デビュー作が世界100か国の映画祭を回った実績を持つ共同監督の2作目であり、サンセバスチャンのコンペティションに出品された。第27回東京国際映画祭上映作品。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2014年10月25日 |
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キャスト |
監督:ジョン・ガラニョ
ホセ・マリア・ゴエナガ
出演:ジョセアン・ベンゴエチェア ナゴレ・アランブル イジアル・イトゥーニョ イジアル・アイップル エゴイッツ・ラサ アン・ガバライン ジョックス・べラサテギ |
制作国 | スペイン(2014) |
上映時間 | 99分 |
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