ツバメの喉が渇くとき 作品情報
つばめののどがかわくとき
豊かな自然に囲まれたトルコ北東部の山岳地帯の村を舞台に、人々の日常の暮らしと、自然保護・ダム建設反対運動の葛藤が描かれる。ゆったりとした時間のなか、村人たちも出演し、ドキュメンタリーとドラマが並行して進んでいく新感覚のトルコ映画。
「ツバメの喉が渇くとき」の解説
ムラットは黒海に近い山あいの静かな村に住み、写真やドキュメンタリー映画を撮っている。彼が甥のブラクに山や崖を歩くツバメの不思議な話を語ってきかせると、ブラクはツバメのために巣まで作るようになる。ムラットが町へ移り住むかどうか迷っている時、かつて村を出て行ったハールンが町から戻ってきて、ふたりはすぐに仲良くなる。一方、村の近くで水力発電所の建設が始まり、ムラットと村人たちは自然保護を訴えて反対運動を展開する…。本作ではドキュメンタリーとドラマが並行して進み、トルコ北東部の美しい自然と人々の日常の静けさが、発電所建設反対運動の激しさと火花を散らす。1965年生まれの遅咲きの新人、ムハンメット・チャクラル監督は「この映画の特筆すべき特徴は、実在する人々を物語のなかに入れ込んでいることです。再現映像と現実を映したフッテージがこの作品のなかで入り混じっています」と語っている。第27回東京国際映画祭上映作品。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2014年10月28日 |
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キャスト |
監督:ムハンメット・チャクラル
出演:ムラット・サル ハミット・デミル ブラク・サル ハッヴァ・サル アリ・ドゥルスン エリフ・ジャンボラット |
制作国 | トルコ(2014) |
上映時間 | 112分 |
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