ロス・ホンゴス 作品情報

ろすほんごす

スケボー少年と、その友人。グラフィティーアートの趣味を共有する二人は、大規模なゲリラ・ペインティング企画に参加するが…。若者文化のみならず、様々な世代の音楽、そして宗教や政治やジェンダーなど、多様な視点を自由に含み、ユーモラスで風通しの良い青春映画。

「ロス・ホンゴス」の解説

タイトルはスペイン語で「マッシュルーム(キノコ)」を意味するが、監督によればそれはドラッグ的な幻覚や愉悦ではなく、菌類から連想される腐敗や分解を象徴するのだという。つまり、死から生へ、が本作のテーマである。感受性豊かな二人の青年が、世代を超えた芸術や音楽、そして政治や宗教に囲まれて過ごし、やがて来るべき未来に正対していく様は、なるほどニョキっと地面から頭を出しているキノコに見えてくる。二人の体験を通じてコロンビアの現在が垣間見えるようであり、ドキュメンタリー的な自然体の演出も巧みである。監督は第1作『Crab Trap』(10)がベルリン映画祭で国際批評家連盟賞を受賞し、続いてプロデューサー作の『La Sirga』(13/William Vega 監督)がカンヌ映画祭で上映されるなど、同国気鋭の新進映画人である。第27回東京国際映画祭コンペティション部門上映作品。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2014年10月23日
キャスト 監督オスカル・ルイス・ナビア
出演ジョバン・アレックシス・マルキネス カルビン・ブエナベントゥラ・タスコン グスタボ・ルイス・モントジャ アタラ・エストラダ マリア・エルビラ・ソリス ドミニク・トノリエ アンヘラ・ガルシア
制作国 コロンビア,フランス,ドイツ,アルゼンチン(2014)
上映時間 103分

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最終更新日:2022-07-26 11:03:26

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