ちびねこトムの大冒険 地球を救え!なかまたち 作品情報
ちびねことむのだいぼうけんちきゅうをすくえなかまたち
夏休みの最初のよく晴れた日、ちびねこのトム(声:藤田淑子)と兄のマーク(野沢雅子)、トムのガールフレンドのエイミー(佐野量子)とその兄・アレックス(高山みなみ)、そしてボブ(中尾隆聖)とローラ(かないみか)は、ピント山の謎を探るために朝早くから冒険に出かけた。ピント山の頂上には不思議な形に組み合わされた大きな岩があり、その中に光る岩があった。地球の一部である謎の生き物・チキ(坂本千夏)は、5つの地球のかけらに壊れてしまっていた。この地球のかけらをある方法で1つにつなげられれば、地球が壊れるのを防ぐことができる。しかし、兄たちが無理やりつなげようとしたため、かけらが逆に離れようとして、トムたちは地球のあちこちに弾き飛ばされてしまう。トムとエイミーは、チキと一緒に、鳥族が住む風の塔で、大昔に鳥族が作ったという翼の実を手に入れる。1つ目の翼の実をぶつけると、スコップが変身して空を飛べるようになる。氷に覆われた北の平原に飛ばされたボブは、お腹が空いて、地球のかけらをかじってしまう。ローラは南の海に浮かぶ不思議な街で、クジラのドーンおじさん(堀勝之祐)と出会う。アレックスは砂漠の大陸にある不思議な迷路の中に飛ばされ、「地球がこわれるのを防ぐことができるたったひとつのものを手に入れることができるだろう」という声を聞く。マークは、東の大陸の大都会・ネオグルトに飛ばされる。そこで、地球のかけらを探していた猫魔団の女団長・クロエ(鶴ひろみ)に捕まりそうになっていた。2つ目の翼の実を使って飛べるようになったパチンコに乗ってネオグルトに着いたトムとエイミーとローラは、猫魔団から逃げ出したマークと出会うが、結局捕まってしまう……。
「ちびねこトムの大冒険 地球を救え!なかまたち」の解説
『キノの旅 the Beautiful World』の中村隆太郎による初監督作品で、制作から約20年間ほとんど上映される機会がなかった幻の長編アニメ。人のような動物が住む地球を舞台に、猫の少年少女の冒険を描く。声の出演は、『デジモンアドベンチャー』の藤田淑子、「雲のように風のように」の佐野量子。2019年8月4日よりHDリマスター版が公開。
2013年に亡くなったアニメーション作家、中村隆太郎の初監督作で、20数年を経た今、初劇場公開となった幻の逸品。夏休みのある日、猫のトムと仲間たちは、地球の危機を救うため、5つのかけらになった不思議な生き物“チキ”を一つにしようと奮闘する。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2019年8月4日 |
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キャスト |
監督:中村隆太郎
出演(声):藤田淑子 佐野量子 野沢雅子 中尾隆聖 高山みなみ かないみか 坂本千夏 大塚明夫 鶴ひろみ 飛田展男 小林優子 山口勝平 堀勝之祐 |
配給 | エスユー企画 |
制作国 | 日本(1992) |
上映時間 | 81分 |
(C)SU企画
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