ストレイヤーズ・クロニクル 作品情報
すとれいやーずくろにくる
1990年代初頭、人類進化に関するある実験が極秘裏に行われた。それは、一方のグループには両親に強いストレスを与え子供に突然変異を促し、もう一方のグループには遺伝子操作によって子供に動物や昆虫の能力を持たせるというものだった。それから20年近くの後、視力・聴力・筋力などを異常発達させられた昴(岡田将生)らこの実験により生まれた若者たちは、その特殊な力の代償として『破綻』と呼ばれる精神崩壊の危険性を抱えていた。『破綻』解消の鍵を握る衆議院議員外務副大臣・渡瀬(伊原剛志)からまわってくる裏の仕事の依頼に昴らは応じざるをえないでいた。そんな中、アゲハというグループが現れ、渡瀬を狙う。彼らもまた実験により生まれた異能力者集団だった。同じ宿命を背負った二つの集団が戦う中で、彼らの出生の秘密が人類進化の鍵である一方で人類滅亡につながりかねないことがわかる……。
「ストレイヤーズ・クロニクル」の解説
「ヘヴンズ ストーリー」で第61回ベルリン国際映画祭国際批評家連盟賞およびNETPAC賞(最優秀アジア映画賞)を、「アントキノイノチ」で第35回モントリオール世界映画祭イノベーションアワードを受賞した瀬々敬久監督が、ベストセラー作家・本多孝好のアクション小説を映画化。実験により生まれながらに特殊能力を持たされ悲しい宿命を背負った若者たちの戦いを描く。脚本は「桐島、部活やめるってよ」の喜安浩平。視覚・視神経・脳伝達速度などを異常発達させられた男を「アントキノイノチ」の岡田将生が、同様に実験体として生まれ彼らと敵対する殺戮集団のリーダーを「ヒミズ」の染谷将太が、特殊能力者を利用する政治家を「汚れた心」の伊原剛志が演じる。
瀬々敬久が本多孝好のベストセラー小説を映画化するアクション。90年代初頭、秘密裏に行われた2種類の遺伝子実験で特殊能力をもつ子どもが誕生する。20年後、彼らは能力の代償である精神崩壊の可能性に怯えながら、政府の闇仕事を請け負っていた。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2015年6月27日 |
---|---|
キャスト |
監督:瀬々敬久
原作:本多孝好 出演:岡田将生 染谷将太 成海璃子 松岡茉優 白石隼也 高月彩良 清水尋也 鈴木伸之 栁俊太郎 瀬戸利樹 黒島結菜 青木崇高 渡辺大 忍成修吾 団時朗 日向丈 布施紀行 本郷奏多 豊原功補 石橋蓮司 伊原剛志 |
配給 | ワーナー・ブラザース映画 |
制作国 | 日本(2015) |
上映時間 | 126分 |
(C)本多孝好/集英社(C)2015「スレイヤーズ・クロニクル」製作委員会
動画配信で映画を観よう! [PR]
ユーザーレビュー
総合評価:3点★★★☆☆、3件の投稿があります。
P.N.「NAOYA∞」さんからの投稿
- 評価
- ★★★☆☆
- 投稿日
- 2015-07-15
編集が下手なのか、所々で(?)な展開になりましたね。亘だけ出番が少ないうえに扱い酷くて可哀想。特殊な子供達が産み出された理由や、何故この子達が選ばれたのかも明かされず、渡瀬も改心せず終いで、色々と中途半端な感じ。生き残った面々で続編やってもいいかもしれませんが、一番いい演技をしていた染谷君がもういないから、微妙なところですね。